【2023年版】キプロスのリゾート地「アヤナパ（Ayia Napa）」〜おすすめ観光スポット4選と交通手段〜

ヨーロッパで人気のリゾート国であるキプロスは四国の半分にも満たない、地中海に浮く小さな島です。

今回はキプロス南東にある、ラルナカ空港からわずか1時間で行けるリゾート地「アヤナパ（Ayia Napa）」でのおすすめ観光スポットや現地への行き方、交通手段などをご紹介します。

Photo by Miru

こんにちは！ライターMiruです。

皆さんはキプロスという国をご存じでしょうか。キプロスは地中海に浮く島国で、北はトルコ、南はギリシャ系の文化を継ぐ、南北で分裂している特殊な歴史を持つ国です。ギリシャのリゾート地に行きたいけれどお値段が…という方にも、費用を少し抑えられておすすめであるのがキプロスで、夏になるとヨーロッパ各地から観光客が押し寄せます。

しかし、キプロスには5つの行政都市（ニコシア、ファマグスタ、ラルナカ、リマソール、パフォス）があり、どこを訪れるべきか悩む方が多いです。今回はキプロスの南東、ギリシャ側にあるリゾート地「 アヤナパ（Ayia Napa） 」でのおすすめ観光スポットや現地への行き方、交通手段などを実際に訪れた筆者がご紹介します。

＊なおキプロスは 南北で未だに紛争状態 であり、北のトルコ側は「北キプロス・トルコ共和国」と呼ばれるものの国としては正式に認められておらず（トルコのみ承認）、 基本的には南側のキプロス共和国（ギリシャ側）を訪れるのが無難 です。北側へはキプロスの首都ニコシアにある、国連によって置かれた緩衝地帯「グリーンライン」を越えて行くことが可能です。紛争状態と言っても治安は安定しており問題ありません。

行き方と現地の移動方法

ラルナカ空港からの交通手段

アヤナパ市内へはキプロスの最大空港であるラルナカ空港からバスが出ていて、1時間ほどで到着します。空港内のバス窓口で尋ねると案内してくれます。料金は 片道10ユーロ （約1,560円／2023年7月27日現在）です。不安がある方はタクシー、送迎ツアーなどに申し込むとより楽に安全に向かえます。

空港ではなく、ラルナカ市内からもバスで行くことが可能です。キプロスの主要地域をつなぐ「 インターシティバス（Inter City Bus） 」を使用すると、 片道6ユーロ （約940円／2023年7月27日現在）前後で行くことができます。＊オンラインチケット購入など 事前予約は不可 ですので、窓口を訪れるようにしてください。

ちなみにアヤナパからラルナカ空港へ向かいたい方は、アヤナパ市街中心広場（往路に空港から到着した同じバス停）の 目の前にあるお土産屋さん「Aphorodite gift shop」の会計所にてバスのチケット購入する必要があります 。これが何の情報もなく迷う方が多いのでご注意ください。

＊空港ではなくラルナカ市内へ向かう場合、チケット購入は必要ありませんが、バス乗り場は空港行きと同じです。

Photo by Miru（アヤナパ発ラルナカ空港行きバスの運行時間）

現地での移動方法

現地の移動は、アヤナパは非常にコンパクトであるため、市内中心であれば徒歩移動がある程度可能です。乗り物に乗る場合はタクシー、配車アプリUberが使用できますが1回乗車につき12ユーロ（約1,900円／2023年7月27日現在）からと安くはないので、複数のスポットを回りたい場合は現地ツアーなどを利用するほうがスムーズでお得かと思います。旅慣れしている方は路線バスもあります。

おすすめスポット

洞窟（Caves）

Photo by Miru

キプロスの海の美しさは勿論なのですが、アヤナパで1番の見所ともいえるのが、caveと呼ばれる洞窟です。波で崖が削られ自然に出来た彫刻は、自然の偉大さを感じられます。アヤナパには沢山の洞窟がありますが、特に有名観光スポットの「Bridge of Lovers（愛の橋）」、「Sea Caves（海の洞窟）」は、独特な形の洞窟が見られます。

Bridge of Lovers（愛の橋）

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Sea Caves（海の洞窟）

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洞窟はアヤナパ市内から車で10分ほど離れますが、タクシーやレンタカーのほかに、コストを抑えたい方は路線バスでも行くことが可能です。その場合はアヤナパの中心広場のバス停より、 101、102番のバス に乗ってください。運賃は現金払いです。

しかし旅慣れしていない方には少し複雑でハードなので、 洞窟を見るにはツアーなどに申し込むことをおすすめします 。ツアーの場合は、船に乗り込んで船上から洞窟を探検したりシュノーケリングやダイビングも同時に行えるパッケージが定番ですので、水のアクティビティを楽しみたい方にもツアーがおすすめです。

＊最新スポットとして2021年オープンしたばかりの「 アヤ・ナパ海底彫刻美術館（Museum of Underwater Sculpture Ayia Napa MUSAN） 」が話題を呼んでいます。人と自然の関係をテーマに93体の彫刻が海底にごろごろ転がっており、ダイビングした者のみがその神秘的な光景を見られます。

市街中心で買い物やグルメを

Photo by Miru

アヤナパ市街中心には、レストランやバーがずらりと並びます。折角キプロスに来たからにはキプロスグルメを堪能しませんか。キプロス伝統料理のほかにも地中海で採れる海鮮物は新鮮で絶品ですよ！

また、スーパーマーケットや洋服・雑貨屋さんも多いのでビーチグッズやお土産探しにもぴったりです。

ビーチ

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やはり地中海に浮く島国キプロス、どこの街に行っても欠かせないのがビーチですよね。アヤナパでは、ベッドとパラソル代金を払うだけで日が暮れるまで思う存分ゆっくりビーチを楽しむことができます。

クラブ通り

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アヤナパはキプロスのパーティーシティで、 第2のイビザ島 と呼ばれるほど夜の街が活発です。日が落ち暗くなったらアヤナパのナイトライフへでかけませんか。クラブエリアは下記のマップ周辺に集まっているので、気になるバー、クラブへ訪れてみましょう。＊スリなどにはくれぐれも気を付けてください。

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アヤナパを楽しもう！

いかがでしたか？今回はキプロスの南東リゾート地・アヤナパでの、おすすめ観光スポットや現地への行き方、交通手段などをご紹介しました。

ギリシャよりもお手軽価格で高級リゾートの雰囲気と美しい海、ナイトライフを楽しめるアヤナパへ皆さんも行ってみませんか。

Miru

余暇プランナー

エジプト在住歴3年半、本業はカイロオペラハウス所属のプロバレリーナ。大阪で生まれ育った関西人です。ロシアやアメリカに留学経験もあり、国内外旅行好き。海外生活での体験を活かし、観光やグルメなどの記事をメインに皆様に共有できればと思っております。よろしくお願いいたします。

【2023年版】キプロスのリゾート地「アヤナパ（Ayia Napa）」〜おすすめ観光スポット4選と交通手段〜

情報提供元： YOKKA

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