- 週間ランキング
アメリカ発祥のアパレルブランドはたくさんあります。
みなさんは、この中でいくつのブランド名を知っていますか?もしくは、買ったりしたことがありますか?
アナスイ(Anna Sui)、ベッツィ・ジョンソン(Betsey Johnson)、カルバン・クライン(Calvin Klein)、コーチ(Coach)、コンバース(Converse)、ダナ・キャラン・ニューヨーク(DKNY)、ギャップ(GAP)、ゲス(GUESS)、ジェイクルー(J.Crew)、ジューシー・クチュール(Juicy Couture)、ケイト・スペード(Kate Spade)、ケネス・コール(Kenneth Cole)、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)、マイケル・コース(Michael Kors)、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)、スティーブ・マデン(Steve Madden)、トミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)、トリー・バーチ(Tory Burch)、ヴェラ・ブラッドリー(Vera Bradley)、ヴェラ・ウォン(Vera Wang)...等
上記に挙げたブランドのほとんどは、アメリカで人気があります。ブランドと言っても、カジュアル(普段着的)なものが多いかもしれません。日本でも取り扱っているお店がありますが、値段はというと、日本の方がアメリカより高い傾向です。
アメリカでファッションアイテムを購入する場合は、ブランドの直営店やアウトレット店以外に、デパートやデパートのアウトレット店、ディスカウントストア等があります。ここで言うディスカウントストアは、大量に仕入れした商品をそれぞれの店舗で安く売っているお店です。少しでも多くの商品を売るために、店舗によって在庫数は様々です。
家の近くにあるので、私がよく行くお店です。オンラインストアで買えないため、実店舗へ行かないと行けませんが、店名どおり服の品揃えが豊富です。しかも、有名ブランドのシャツやワンピースがかなり安い値段で売っています。
以前、トミー・ヒルフィガーのTシャツとカバンがそれぞれ16~17ドル前後で売っていたので、買ったことがあります。定価の値段は、どちらも約50~60ドルとなっていました。多くの商品が陳列されていたので、ちょうど仕入れた時期と重なったのかもしれません。
マーシャルズも家の近くにあるので、時々行きます。今まで買ったことがあるのは、ジューシー・クチュール(Juicy Couture)のカバンです。現在、マーシャルズとティー・ジェー・マックスは、同じ会社が運営。マーシャルズとティー・ジェー・マックスは、ロス・ドレス・フォー・レスより値段は高めです。マーシャルズとティー・ジェー・マックスを比較すると、ティー・ジェー・マックスの方が、少しいい商品を売っている感じがします。
以前は「バーリントン・コート・ファクトリー(Burlington Coat Factory)」という名前で知られていましたが、現在は「バーリントン(Burlington)」となっています。去年、家の近くに新しい店舗がオープンしたので、何回か行きました。今までゲス(GUESS)のTシャツやスティーブ・マデン(Steve Madden)の小さいカバンを買ったことがありますが、それぞれ20~25ドル前後でした。
コールズ(Kohl's)はハワイを除いた全米の州にありますが、ヴェラ・ウォン(Vera Wang)の商品をたくさん取り扱っています。服、かばん、財布以外に、ジュエリー類、バスタオル、ベッドシーツ等も売っています。アメリカのコールズの位置付けは一応デパートですが、商品の値段はリーズナブルです。
コールズと同じようなお店として、J.C.ペニー(JCPenney)もあります。以前と比べると店舗数がだいぶ減っていますが、テキサス州、カリフォルニア州、フロリダ州には、まだまだたくさんあります。ここでは、ジューシー・クチュール(Juicy Couture)の服、靴、カバン、時計、香水等を取り扱っています。
私の個人的な意見ですが、最近の傾向として、アメリカのアウトレット店とディスカウント店には、違いが余り無くなってきているように思います。ブランドの直営店やデパートでは、最新のコレクションやデザイン物が売っているので、流行に敏感な人はそういったところで買います。でも、ブランドに興味はあってもお金を余り使いたくない人や、一時的な流行のために欲しい人は、アウトレット店やディスカウント店を選ぶ感じです。
観光地で買い物をしたかったら、アウトレットモールが近くにあるか調べてみてください。フロリダ州の場合、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの近くには、大きいアウトレットモールがあります。アウトレットモールには色々なお店がある他、レストランや映画館が入っているところもあります。
香水は、絶対ブランドの直営店やデパートで買った方がいいです。アウトレット店やディスカウント店でも売っていますが、大抵は香りがほとんどしなかったり、変わっていたりします。アメリカは日本以上に購入後の返品が多いため、どういうルートで仕入れてお店で販売しているか、買う側には分かりません。香水以外に肌に直接つけるものは、購入を避けた方が無難です。
アメリカで売っている服は、日本人の体型に合わせて作られていません。特に長袖のシャツやブラウス類は袖が長かったり、ズボンやジーンズは丈が合わなかったりするので、買う前に試着をしましょう。
買い物に夢中になってると、ついつい忘れがちになってしまいますが、安い値段にはそれなりの理由があります。買う前に、どういう目的で買うのかをもう一度よく考えてみるといいかもしれません。
買い物目的でアメリカへ来る人達は、日本にいる時から色々調べていると思います。日本人観光客が多く訪れるハワイ州、カリフォルニア州、ニューヨーク州には日本人も多く住んでいるので、日本語でのショッピング情報が入りやすいです。
観光地にはお店の数も多いですが、観光客も多いため、ゆっくり買い物を楽しむことができません。もし、ゆっくり買い物をしたかったり、品定めをしたかったら、観光地から少し離れたお店へ行ってみてはいかがでしょうか?
ここ数年、アメリカのアパレル小売業界は変化しています。少しでも購入者を増やすために、販売スタイルを工夫したり、価格を安くしたりしています。
私はこの記事以外に、「アメリカのデパートとデパートのアウトレット店」や「アメリカのスーパーや薬局」についての記事も書いています。アメリカへ行く予定のある人やショッピング好きの人は、ぜひそちらもご覧ください。
余暇プランナー
アメリカ合衆国・フロリダ在住の日本語講師兼フリーライター。学生の頃から旅行が好きで、国内はもちろん、海外は25か国以上の国に行きました。渡米後の最初の3年間は、現地レストランでの勤務やツアーガイドを経験。その後は日本語講師になり、多国籍の人達と接してきました。最近ハマッていることは、ペスカタリアン料理めぐり。10年以上前から、ペスカタリアンの食生活を送っています。
【アメリカ】バイヤー経験のある筆者が直伝!ディスカウントストア情報や安く買うための方法