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年に数回起こる大きな地震や、台風被害。
その度に改めて防災グッズの重要性を再認識しますよね。
特に災害時に持ち出す必要最低限のアイテムが揃う防災バッグはネットでも注文が集中!
大きな地震の後は、配送予定が数ヶ月先になることもあるのだとか…。
そこで今回は、気軽に購入できる均一ショップ・ダイソーの防災グッズだけで防災リュックを作ってみました。
今回購入したものはメインとなるリュックサックのほか、衛生用品から電気小物まで、いざという時に最低限必要な全17アイテム!
商品の詳細や災害時に役立つ理由も解説していきます。
ダイソー商品のみで作った防災バッグの中身はこんな感じです!
一般的な防災リュックに入っている内容と照らし合わせて、ダイソーでここまで揃いました!
以下が一般的に入っているアイテムです。
◎リュック
◎ウォータータンク
◎からだ拭きシート
◎簡易トイレ
◎アルミブランケット
◎絆創膏
◎レインポンチョ
◎軍手
◎乾電池
◎懐中電灯
◎携帯トイレ
◎マスク
◎歯ブラシ
◎ホイッスル
〇モバイルバッテリー
〇筆記具
〇エア枕
〇除菌シート
〇綿棒
〇タオル
△食料
✕保存水
✕携帯用ラジオ
◎→今回ダイソーで購入したもの
〇→ダイソーで購入が可能
△→ダイソーで一部購入が可能
✕→ダイソーでの購入が不可
今回購入したものは17点ですが、一般的な防災バッグに入っているアイテムのほとんどはダイソーで販売されています。
また、防災バッグは1万円以上するのが当たり前ですが、ダイソーの防災バッグ作りにかかった費用は税込2,310円(100円商品16点、リュックのみ500円の計17点)。
高価な防災バッグはリュックが防炎・防水仕様になっていたり、高性能の懐中電灯や充電器が入っていたりと内容に違いはありますが、防災バッグが手に入らなかった、高価で購入をためらっているという人は、まずは気軽に購入できる100円ショップで揃えるのがおすすめ!
ではここからは、今回購入した17点の内容を詳しく解説します。
スムーズに購入できるように売り場ごとに紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
※店舗によって異なる場合があります
まずは防災グッズコーナーのアイテムから。
防災グッズコーナーはリフォームアイテムや車用品売り場近くに作られていることが多いようです。 ※売り場によってはコーナーがない場合もあります
給水バッグは給水車や給水所から汲んだ新鮮な水を運搬・保管するためのバッグです。
1日/人に必要な水は3リットル。こちらは5リットルの水が入る仕様になっているので1人分はしっかりとまかなえます。搬送に便利な持ち手もついています。
給水車や給水所はそれぞれに蛇口の形状が異なるそう。こちらは大きく開くジッパータイプなので、どんな形状にも対応できます!
■「非常用給水バッグ」110円(税込)
簡易ブランケットは災害時の寒さや雨風から身体を守るためのアルミ素材のブランケットです。
サイズは140×210㎝。158㎝の娘が使うとこんな感じ。
幅にまだまだ余裕があるので、座った状態で大人と子どもが一緒にくるまることもできそうです。
■「緊急簡易ブランケット」110円(税込)
こちらも防災グッズコーナーで手に入る携帯用のトイレ。
1回分のおしっこを固めるための高分子吸収剤・抗菌剤入りの袋と、捨てるための袋がセットになっています。
使い方はとっても簡単!肌に直接触れる衛生用品なので、日本製というのも安心できるポイントです。
■「携帯用ミニトイレ」110円(税込)
こちらは非常用のホイッスル。
家具やがれきの下で身動きがとれなくなったり、弱っていて声が出せないときに居場所を伝える役目があります。
最近Xでは「女性の防犯のためにも笛を用意してほしい」という投稿が注目されていましたよね。
こちらは笛の中に収納できるIDカード付なので、緊急時の情報伝達や身元確認用としても活躍します。
■IDカード付 非常用呼子笛 110円(税込)
壊れたものや、がれきの撤去の際に使える軍手は、冬には防寒具としても活躍します。
これ以外にもすべり止めなしのものやゴム製のものなど、種類やサイズも豊富に揃っています。
ダイソーの公式ネットショップには子ども用の防刃手袋もあったので、お子さんがいる家庭にはそちらもおすすめ。軍手は園芸アイテム売り場にありました。
■「コットン入り スベリ止め付 手袋」110円(税込)
次は衛生アイテムコーナーにある商品を紹介します。こちらはタブレット状になった圧縮タイプのタオル。
少量の水を含むと写真のように広がります。
サイズはラージで23×35㎝。両手からはみ出る大きめサイズとしっかりとした生地感で、顔や体をふくのはもちろん、雑巾や敷き物の代わり、けがをした際の応急処置用のタオルとしても活躍しそうです。
■コンパクトタオル ラージサイズ6枚 110円(税込)
水が出ない場合でも、すぐ使えるウェットシートも準備しておきたいアイテムのひとつ。
こちらは20×22㎝のミニタオルサイズ。
お風呂に入れない時にも身体に安心して使えるよう、余計な成分が入っていないノンアルコールタイプがおすすめです。
避難生活での感染防止やホコリやハウスダストの吸入防止、防寒に使えるマスク。
こちらは細菌や花粉、ホコリ等の侵入を防く3層構造フィルター採用、ノーズワイヤー入りで空気中の細菌を99%カットしてくれる不織布タイプです。
ほかにも、サイズ、形状、色で選べる豊富な種類が揃っています。
■不織布マスク 小さめサイズ 25枚 110円(税込)
災害時の低体温症を防ぐためのホッカイロも持っておきたいアイテムです。
冬はもちろん、夏に水に濡れた体を温める際にも必須です。
この貼るタイプのカイロは大きさは13×19.8㎝と、横幅が一般的なカイロの2倍あるビッグタイプで、40度以上の温かさが12時間持続します。
■貼るBIGカイロ 2個入り 110円(税込)
災害時には後回しになりがちなのがお口ケア。口腔内を清潔に保つことは感染症予防にも繋がります。
こちらは歯ブラシと歯磨き粉がセットになったもの。専用ケース付きなので使用後も清潔に保管できます。
■歯ブラシセット ワイド 110円(税込)
切り傷や擦り傷など、小さなけがに使えるばんそうこうも忘れずに準備しておきましょう!
水に強い防水タイプのばんそうこうで、1箱に指のけがにぴったりな標準サイズと、ひじやひざなどに使える幅広サイズの2サイズが入っているので便利です。
■防水ばんそうこう 110円(税込)
雨からの濡れを防ぐためのレインコートも、低体温症の予防に必須です。
なんと手のひらサイズで、とってもコンパクト!
前開きではなく被って着る、ビニールタイプの薄手のレインコートです。
大人用フリーサイズとありますが、女性の場合はかなり大きめ。176㎝標準体重の男性で写真のような幅と丈感です。
幅は少し余裕があり、袖の丈はちょうどになります。
フードには紐がついていて、被ったまま引っ張ると顔周りも守ることができます。
レインコートは傘コーナー、またはトラベル用品コーナーを覗いてみてください。
■コンパクトレインコート 大人用 1枚入り 110円(税込)
停電時の備えにひとつは持っておきたい懐中電灯やランタンも、なんとダイソーで手に入ります!
こちらはランタンと懐中電灯をボタンで切り替えられて、光源が異なる2WAY仕様。
1点を集中して照らしてくれるLEDの懐中電灯は、暗闇で人や物を探す時に便利です。
単三電池3本で連続点灯時間は約12時間です。
手元のボタンを押せばCOBのランタンに切り替わります。
COBとは、 LEDチップを基盤に直接貼り付けて面で発行するようにしたLEDのこと。広範囲を照らすことが可能なので、災害時の手元の灯りとして活躍しますよ。
連続点灯時間は約10時間と、懐中電灯よりは短めです。こちらは電気小物売り場にあります。
■2WAYランタン 110円(税込)
電池もいろいろな種類がありますが、使用推奨期限が長く、防災用の電気小物に対応できる単三電池がおすすめです。
ちなみに先ほど紹介したランタンも単三電池です。
単三電池なら電池スペーサーがあれば単一や単二の電池としても使えます。乾電池はレジ横の棚にあることが多いので、会計前に忘れずにチェックしましょう。
■アルカリ乾電池 単三 5本入り 110円(税込)
防災バッグの中に現金を入れておくための小銭入れは、避難所などで持ち歩けるコンパクトサイズで、カラビナや紐で肌身離さず身に着けられるタイプがおすすめです。
こちらは大きく開いて取り出しやすいL字タイプの財布。内ポケットもついているので、マイナンバーカードやお札も入れておけます。
ちなみに災害時はクレジットカードや電子マネーは使えないことがほとんど。売る側がお釣りも用意できないことが多いため、100円や500円の小銭を多めに用意しておきましょう。小銭入れはポーチや巾着売り場の近くにあります。
■L字財布 110円(税込)
種類は多くはないですが、非常用の食料もダイソーで手に入ります。
氷砂糖は消化吸収が良いため、災害時のエネルギー補給におすすめ。身体や脳の疲労回復にぴったりです。
ダイソーで手に入る非常用食料は、ほかにも缶詰やむき栗、栄養バーなどがあります。店舗によってはカンパンや、温めずに食べられるカレーが手に入る場合も!
購入する際には消費期限を確認し、なるべく長く保存できるものを選ぶといいですね。
■氷砂糖 110円(税込)
最後に紹介するのは防災グッズを入れるリュックサック。
550円(税込)商品ですが、ダブルジッパーに裏地、フロントにポケットもついて、500円とは思えないほどしっかりとした作りになっています。
購入した防災グッズ16点をパッケージのまますべて入れても、まだまだ余裕たっぷりのサイズです!
両サイドにもポケットがついているので飲料水も入れておけます。
肩紐はサイズ調整も可能です。カラーはベージュとブラックの2色ありました。
リュックはトートバッグやエコバックがあるバッグ売り場にあります。
■サイドポケット付きリュック ベージュ 550円(税込)
今回はダイソー商品で作る防災バッグを紹介しました。
110円から気軽に購入できる均一ショップの防災グッズは、一から揃えたい人はもちろん、必要なものだけ追加したいという人にもぴったり!
「地震が心配だけど何から揃えたらいいのかわからない」という人はこの記事を参考に、最寄りのダイソーの防災グッズをチェック!
数や内容を調整しながら、自分にぴったりのマイ防災バッグを作ってみてくださいね。
※商品の価格は購入時のレシートを参考にしています。
※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また、商品は価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。