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暑い季節に入り、パイナップルの美味しい時期となってきました。
パイナップルを買ってきたものの、おいしい食べ頃をどのように見分けるのかに困った経験はないでしょうか。
今回の記事では、管理栄養士が「パイナップルの食べ頃の見分け方・追熟方法・保存方法」について解説します。
せっかく買ってきたパイナップルが美味しくなかったら残念ですよね。
そうならないために、パイナップルの食べ頃を見分けるポイント6点を解説いたします。
順番に解説していきます。
パイナップルの胴は、より黄色いものを選ぶのがお勧めです。
青々としすぎているものはまだ熟しきれず、酸っぱい味のパイナップルかもしれません。
また、オレンジ色や赤みのあるものは完熟している可能性が高いでしょう。
パイナップルは完熟すると、特有の甘い香りが強くなる特徴があります。
おしりの部分は甘みが詰まっているので、匂いを嗅いで確認し、甘い香りが強ければ食べ頃のサインです。
次にパイナップルを手にもって、見た目よりも重く感じた場合は、実が詰まっている証拠です。
大きさに反して、思ったより軽い場合は中身が詰まっていないかもしれません。
網目がふっくらとして立体的なものは、1回目に収穫されたパイナップルの可能性が高く、美味しいパイナップルである確率が高いです。
パイナップルは下の方に甘みが集まる特性ありますので、した崩れしている事は甘みがある傾向にあります。
パイナップルの葉が艶があり、濃い緑色で、葉先まで伸びて枯れていないものを選ぶ事がポイントです。
葉っぱの色が濃いという事は太陽の光をしっかりと浴びて育っている証拠です。
さらに、葉っぱが落ちそうになっていたら、食べ頃になっている可能性が高いです。
バナナや桃などの果物は、買ってきてから少し置いておく事で、追熟しますが、パイナップルは別です。
パイナップルは収穫してから時間が経っても甘くなる事はありません。
そのため、パイナップルは追熟しないため、スーパーで売られている時がパイナップルの食べ頃です。
パイナップルは通年安定して輸入されているので、特に旬はありません。
ただし、国産のパイナップルとなると、石垣島産で4月下旬~7月下旬、沖縄本島産で5月中旬~8月初旬頃が旬となっています。
パイナップルは、カットした状態か丸ごとの状態かで保存方法や期間に違いがあります。
ラップなどを包んで、表面が乾かないように保存します。
ラップで包んだパイナップルを、さらにジップロックなどに入れておけば、より安心です。
冷蔵庫で2~3日は保存可能です。
また、冷凍保存で長期保存が可能です。
パイナップルの皮を剥き、食べやすい大きさにカットしてから、ジップロックやタッパーなどに入れて冷凍します。
使いたい分だけ取り出せるように、カットしたパイナップル同士がくっつかないように入れるのがポイントです。
また、冷凍したパイナップルは解凍せずにそのまま食べると、暑い夏にぴったりなシャーベット食感に変わります。
新聞紙や紙などに葉を下、あるいは横向きにしてパイナップルを包み、野菜室か冷暗所に保存します。
葉を下にする事で、パイナップルの下の部分に溜まった甘みが全体に行き渡りやすくなります。
冷暗所で数日、冷蔵保存で5日ほどです。
今回の記事では、管理栄養士が「パイナップルの食べ頃の見分け方・追熟方法・保存方法」について解説しました。
パイナップルの食べ頃の見分け方は色々ありますが、基本的に追熟しない果物なので、お店で買ったときが食べ頃です。なるべく早く食べましょう。
パイナップルを購入する際に参考にされて下さいね。