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和え物やおひたし、炒め物に大活躍の小松菜。茹ですぎず、シャキシャキとした食感に仕上げるには、どのくらいの茹で時間がベストなのでしょうか?この記事では、小松菜の茹で時間の目安と電子レンジで加熱する場合の目安、さらにはおいしく茹でるコツも解説します。
小松菜はすぐに火が通るので、お湯で茹でる場合の茹で時間は30秒でOKです。電子レンジを使う場合は、1束あたり600Wで1分30秒~2分ほどが目安です。
茹ですぎないことでシャキシャキとした食感が残り、おいしく仕上げることができますよ。
茹で時間を守る以外にも、小松菜をおいしく茹でるためのコツを知っておきましょう。
小松菜をお湯で茹でるときは、塩を入れましょう。塩を入れることで色が鮮やかに茹で上がり、さらに小松菜の甘みを引きたててくれます。
塩は湯に対して1%ほどが目安で、湯1.5リットルに対し塩大さじ1ほどを入れましょう。
電子レンジを使う場合は塩は入れられないため、塩は省略してください。
小松菜は葉より茎の方が加熱されにくいので、お湯で茹でるときは茎から茹でるようにしましょう。
葉も一緒に茹でてしまうと、葉の部分に火が通りすぎてしまい、シャキシャキ感が損なわれてしまいます。
先に小松菜の茎の部分をお湯につけ、10秒ほど経ったら葉の部分も入れて20秒ほど茹でましょう。詳しい方法は後ほど解説します。
小松菜を茹でた後は、すぐに冷水にとって冷まします。これは電子レンジで加熱した際も同様です。
余熱で火が通りすぎるのを防ぎ、シャキシャキとした食感を保ちながら、色鮮やかに仕上げられます。
まずはお湯で茹でる場合のやり方について、写真付きで詳しく解説します。
1. 小松菜は根元に十字の切り込みを入れてよく洗う。
2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を入れる。茎の部分をお湯につけ、そのまま10秒数える。
3. 葉の部分もお湯に入れ、20秒ほど茹でる。
4. ザルにあげ、水にとって素早く冷まし、水けを絞る。
電子レンジで加熱する場合は、小松菜を切らないでそのまま加熱する方法と、切ってから加熱する方法があります。
どちらのやり方でも仕上がりは大きく変わらないため、やりやすい方法を選んでOKです。
ただし、切ったものを加熱して水にさらすと、水溶性のビタミンやミネラルが切り口から流れ出てしまいやすくなります。栄養素を無駄なく摂るなら、切らないで加熱する方がよいでしょう。
1. 小松菜はよく洗い、根元を切り落とす。
2. 水けは切らないまま、ラップの上に互い違いに並べ、ラップで包む。
3. 電子レンジ600Wで1分30秒~2分加熱する。
4. ラップのまま冷水にとる。冷めたらラップをはがし、水けを絞る。
1. 小松菜はよく洗って根元を切り落とし、ざく切りにする。
2. 耐熱容器に小松菜を入れ、ふんわりとラップをする。
3. 電子レンジ600Wで1分~1分30秒加熱する。途中で取り出し一旦混ぜ、さらに30秒加熱する。
4. 冷水にとって冷まし、水けを絞る。
茹で時間やおいしく茹でるコツを実践することで、小松菜のおいしさをしっかり引き出すことができます。シャキシャキのおいしい小松菜を、さまざまな料理に活用してくださいね。