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SNSやテレビCMでも紹介されて話題の「雪見だいふくトースト」をご存知でしょうか?InstagramやTwitterでは「#禁断の雪見トースト」のハッシュタグでたくさんの投稿が見られるほどの人気で、ロッテも公認のアレンジスイーツなんです。雪見だいふく×トーストって一体どんな味なのでしょう!?実際に作ってみました!
雪見だいふくトーストは、雪見だいふくと食パンの間にスライスチーズを置いてトーストした、自宅でできる新感覚スイーツです。SNSでは、雪見だいふくのもちもち食感と柔らかく溶けかけたアイス、塩気のあるチーズの味のバランスが「やみつきになる!」とたくさんの投稿であふれています。
雪見だいふくトーストは、2017年にテレビ放送された「日曜もアメトーーク!」(テレビ朝日系)で、アイスが大好きな芸人が紹介したことをきっかけに話題となったレシピです。これまでも多くの人が試してはいましたが、ロッテが2020年10月に公開したWEB-CM「#禁断の雪見トースト」をきっかけにSNSでの人気が再燃。これを目にした敷島製パンが、「試してみた!」と公式Twitterアカウントに投稿したことから実現した、ロッテと敷島製パンのコラボも話題となっています。
それではさっそく「雪見だいふくトースト」を作ってみましょう!
食パン...1枚
スライスチーズ...1枚
雪見だいふく...1個
1.食パンにスライスチーズと雪見だいふくの順でのせる
2.1200Wのトースターで4分焼く
雪見だいふくトーストを実際に食べてみた感想は、まさに新感覚スイーツ。雪見だいふくの甘さとチーズの塩気が病みつきになる味わいで、もっちりとした大福の皮とさっくりとしたトーストの食感のコントラストも新鮮です。
しいていうなら、チーズにはちみつをかけたピザにも近いような、甘じょっぱい味わいですが、冷たいアイスがのっているのでやっぱりちょっと違うかも......。
甘くてしょっぱい、もちもちでサクサク、ひんやりあつあつの、とにかく今までに食べたことのない食べ物です。
「なんだこれ!?」と戸惑っているうちに、あっという間に食べ切ってしまうおいしさですよ。
今回、いろいろ試行錯誤してみて分かった、作るときのコツをご紹介します。
スライスチーズには、熱を加えるととろけるタイプと、そうではない通常のタイプがあります。両方で試してみた結果、雪見だいふくトーストに使うのは、どちらのタイプのスライスチーズでも問題ありません。
アイスの中心部がまだ冷たい状態で食べるのが雪見だいふくトーストの醍醐味なので、その下にあるチーズはあまり熱くならないため、とろけるタイプのチーズを使っても、びよーんと伸びるほどにはなりません。むしろ、そこまで加熱を続けてしまうと、アイスが完全に溶けてしまいます。
5枚切り、6枚切り、8枚切りの食パンでそれぞれ試してみました。
結果、筆者のおすすめは6枚切りの食パンです。
雪見だいふくをドーンとのせるので、薄い8枚切りの食パンだと重さに耐えきれず、食べている途中にパンがグニャッと曲がってしまいます。アイスもだらだら溢れてきてしまい、非常に食べにくいです。
また、雪見だいふくの皮の部分がかなり食べ応えがあるので、厚めの5枚切りの食パンだと、かなりボリューミーなレシピになります。味や食べやすさには問題ありませんが、途中でかなりお腹がいっぱいに......。男性や食べ盛りの子どもには、5枚切りでもいいかもしれません。
ということで、筆者のおすすめは6枚切りの食パン。程よい厚さでずっしりした雪見だいふくをしっかり支えつつ、最後まで飽きずに食べられました。
雪見だいふくトーストのポイントは、中心部がひんやり冷たい状態のアイス。これがなかなか曲者で、少しでも焼きすぎるとアイスが完全に溶けてしまいます。
トースターから出した後、食べるまでの時間にもどんどん溶けていくので、余熱時間も考えて「もうちょっとかな......」と感じるくらいの焼き加減で取り出してしまいましょう。お持ちのトースターによっても焼き時間は前後しますが、食パンに焼き色がつくかつかないかくらいがベストタイミングです。
今回ご紹介した「1200Wのトースターで4分焼く」レシピは、雪見だいふくをトースターで焼く直前に冷凍庫から出した場合の焼き加減です。
アレンジを加えて何枚か作る場合にも、雪見だいふくを乗せる直前まで仕上げておいて、焼く直前に冷凍庫から出したアイスを一斉にのせていくほうが、焼き加減が安定します。
雪見だいふくトーストは、様々なアレンジができることでも話題です。そこで、SNSで見かけたレシピや、筆者が「こうしたらおいしいかも!?」と思った独自のレシピを、実際に試してみました!
チーズなし、チーズ多めなど食べ方に好みがあるようです。
スライスチーズを2枚乗せて、チーズ多めで作ってみました!塩気がプラスされるので、一気にスイーツから食事に近づきます。チーズ好きな方や、朝食代わりに食べるときに良さそうです。
反対に、食パンに雪見だいふくをのせただけの、チーズなしでも作ってみました。こちらは、食パン+雪見だいふくの、想像通りの味わいです。味にインパクトはありませんが、チーズありと比べてあっさり食べられるので、これはこれでありかも!トッピングを追加したり、更にアレンジを加えても良さそうです。
アイスの周りに板チョコをのせて、一緒に焼いたアレンジです。甘さがプラスされるので、甘党の方におすすめ!
ただ、チョコレートとチーズの組み合わせに少し違和感が......。「食べ合わせ最高!」とは感じなかったので、チョコレートをのせるときにはチーズなしで作るといいかもしれません。
マヨネーズをかけて焼いたアレンジです。
「アイスにマヨネーズ?」と、恐る恐るの挑戦でしたが、アイスとマヨネーズをチーズがうまくまとめてくれて、意外と違和感なく食べられました。マヨネーズのおかげで、スイーツというよりも、食事パンに近い味わいです。
シナモンシュガーをかけて焼くアレンジです。焼いている時から、シナモンのいい香りが......!
食べてみると……これは最高の組み合わせかもしれません!「むしろこれをスタンダードにしてもいいのでは!?」と思ってしまうほど気に入りました。バニラアイスとチーズのコッテリ感を、シナモンの香りが引き締めてくれるので、最後まで飽きずに食べられます。
ぜひ試していただきたいアレンジです。
SNSで見かけた、胡椒とはちみつをかけるアレンジです。香りが飛ばないように、胡椒とはちみつは、焼いた後の食べる直前にかけてみました。
何やらオシャレな雰囲気です。味わいも大人向けで、甘いアイスにピリッとした胡椒の辛さがいいアクセントになっています。はちみつと胡椒も意外に合います。
そういえば、胡椒を使ったクッキーとかもありますもんね。スイーツにこしょう、アリです!
パンにあんこを塗ってから、チーズと雪見だいふくをのせるアレンジです。
大福とあんこ、合わないわけがありません!和菓子っぽい落ち着いた味わいです。ただ、甘味がかなり強く、チーズの塩気が負けている気も......。かなりボリュームが出ることもあり、食べ終わる頃には少し飽きてしまいました。
甘さが控えめのあんこを使うか、食べ切れる自信のある方は、チーズ多めで作ってみるといいかもしれません。
「食パンといえばジャム!」の我が家の子供達のリクエストで、ジャムを塗って作ってみました。
甘すぎるかと思いましたが、意外にそんなことはありません。子供達は「ケーキみたい!」と大興奮。たしかに、バニラアイスにチーズのコクが加わると、生クリームのような感じと言えなくもなく、そこにいちご+パンで、何となくショートケーキ風の味わいです。
子供のおやつや、ケーキを食べたいけど、買いに行くのが面倒......というときにおすすめです。
いちごジャムのアレンジがヒットしたので、クレープでは鉄板のチョコ+バナナでもアレンジしてみました。薄切りにしたバナナをのせて焼いてから、最後にチョコレートシロップをかけてあります。
見て分かる通り、ボリューム満点です!
味は想像通りのチョコバナナクレープ風で美味しいのですが、チーズの味はバナナとチョコレートに完全に負けてしまい、よく分かりません。
そして、とにかく食べにくかったです。溶けたアイスにゴロっとしたバナナ、チョコレートシロップもたれてきて、手や皿がベタベタに......。
おいしいけど、あえて雪見だいふくトーストでやらなくてもいいかなと思ってしまったアレンジでした。
雪見だいふくといえば、赤いパッケージのバニラ味が定番ですが、期間限定で他にもさまざまな味が登場します。今回は、チョコレート味の雪見だいふくを手に入れたので、雪見だいふくトーストに使ってみました。
これは......なんというか......。中央で黒光りする球体が、圧倒的な存在感です。
食べてみた感想は、雪見だいふくトーストはバニラ味に限る!以上!
定番のバニラ味で作った方が圧倒的においしかったです。SNSでは、ティラミス味の雪見だいふくで作ってイマイチだったという声も見かけました。
雪見だいふくの作り方は、食パンにチーズと雪見だいふくをのせて焼くだけなので、めちゃくちゃ簡単です!時間のない朝や、子供のおやつにいかがでしょうか?
いままでに経験したことのないおいしさなので、ぜひ一度体験してみてくださいね。