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2021年まであと半月。2021年は「節約」にもチャレンジしてお金の貯まる年にしたい!!「とはいえ、何からチャレンジしていいかわからない……! 」そんな人に向けて、節約上手さんが節約を始める際、実行した節約ステップを紹介します。
Instagramでコツコツ、節約関連の投稿をしているla_kurashiと申します。今はある程度節約ができるようになりましたが、現在の家計管理にたどり着くまでには紆余曲折がありました。
そんな我が家で実践した、節約をスタートする際のステップをギュギュッとまとめて紹介します。
私は「節約といえば食費」というイメージが強かったので、まずは食費からとりかかりました。仕事へは夫婦ともにお弁当とマイボトルを持参することに。電車通勤で持っていける水分の量は限られていたので、会社にもお茶パックを常備し作れるようにしました。また、元からですがコンビニにはほとんど行かないようになり、無駄遣いを防ぎました。
実は、節約を始めたばかりの頃は「朝昼晩の食べる量を減らす」という間違った節約もしたことがありました(笑)。その他にも、買い物時に安い食材ばかり選んで購入していた時期も。
節約がうまくできるようになってからは、体が資本なのでちょっとだけこだわった食材を選んでも他で調整し、充実した食生活がおくれています。
節約を意識した私が次に実践したのは、食材や日用品などの買い物方法を変えることでした。それまでは無計画に買い物をしていましたが、買い物前にチラシなどを見て、なるべく特売日に行くように行動を変えました。「〇%OFF」の日に買い物へ行くと「同じものを買っているのにこんなに金額が変わるものか」と、驚いたのを覚えています。
ここでやっと家計簿が登場します。しかし家計簿をつけようと決意するも、家計簿のつけ方や振り返り方がわからなかった私は、お財布から出した金額(クレジットカード払いも含む)のみの記録を、ただつけていただけでした。でも"やりくり"とは、収入で賄うべき支出全てを把握してこそだと思い、全支出の洗い出しを実行。ローンなども含む(=普段の財布からは出さない)全支出に対し、どのようにやりくりしていこうかと考えるようになりました。
ちなみに、ただ記録だけをしていた時代からも得たものはありました。それは自分の好みを知り、どういった種類の家計簿(ノート、エクセル、アプリなど)が自分に合っているかが理解できたことでした。
次はいよいよ、総収入からどうやりくりしていくかの検討。我が家は全支出を夫の手取り月収のうち20万円以内でやりくりし、手取り月収とやりくり費との差額(手取り月収-やりくり費20万円)とボーナス、それに私の収入は貯金にまわす、という目標を決めました。
このやりくり目標の立て方は「いつまでにいくら貯めたいから、毎月このくらい貯金する」というものでも大丈夫。具体的な貯める額のイメージをつけることで、やりくりできる予算が明確になり、節約への意識が高まります。
節約意識が高まると、自然に買い物頻度や額も減りました。特に洋服などは、今あるものにきちんと向きあい、いるかいらないかを見極めるように。節約ができるようになった今、過去を振り返ってみると、欲しいと思ったらすぐに買っていた自分が信じられません(笑)。どうして同じような服を持っているのだろうと過去に買った服を見て驚くこともしばしばあります。
固定費の削減は節約の基本。1度見直せばしばらくは見直さなくても良く、額も大きいので最も効果的な節約だと言っても過言ではありません。しかし、私は「ちょっと大変そうだな……」という意識から腰が重く、なかなか動けませんでした(主に夫が動いていました)。
私は固定費は後回しにして、上述した自分にできることから始めました。「これを絶対にやらないといけない」と思いすぎ、他のことにチャレンジできないのはもったいないです。私のように"自分にできそうなところから"チャレンジするのも良いですし、固定費の見直しがパッとできるのであれば、最初にしておくと良いかもしれませんね。
ある程度支出が抑えられるようになってからは、ポイントを上手に貯めて使うことにも目をむけました。ちょうどSNSで「ポイ活」がもりあがっていたのがきっかけです。ただ、私のポイ活はポイントサイトで稼ぐといったものではなく、今利用しているポイントをどう貯め、どう使えば有効活用できるのかをしっかり考えるものでした。
これについて考え実践しただけでも、以前よりポイントが貯まるようになりましたし、ポイント利用で0円支出(実費がかからない支出)が増えました。
結婚したての頃から節約を始め、やっと家計管理ができてきたと思えたのは5年ほど経ってからでした。実は偉そうに書いているものの、家計簿をつけるだけの期間が長かったのです(笑)。
今回、我が家が実践していった順にステップを書きましたが、家計簿をつけ、全支出の把握をすること、目標をたてることはもっと早めにやっておくべきだったなと思っています。
なんとか確立した我が家のやりくりですが、それでも、我が家の家計管理は「20万円以内で暮らせればそれでいい」といったざっくりしたもの。毎月「これで暮らせるか? 」「何か突発的な支出はないだろうか? 」と不安になることもあり、これからは「不安にならない仕組みづくり」を考えようと思っています。試行錯誤はまだまだ続きます。