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辛い中華料理に欠かせない調味料「豆板醤」。そんなに頻繁に使う調味料ではないだけに、いざ使う時に賞味期限が切れていたり、買い置きがなかったりすることありますよね。そんなときはおうちにあるもので代用してみましょう。
辛い料理が無性に食べたくなることありませんか?私は辛い料理の中でも麻婆豆腐に目がなく、自分で作ることも多いのですが、麻婆豆腐に欠かせない調味料といえば、辛味の素になる「豆板醤」ですよね。
あるとき「どうしても麻婆豆腐が食べたい!」と思って材料を集めてみると、豆板醤がない。麻婆豆腐といえば豆板醤が重要なのに。
そこで考えました。なにか豆板醤の代わりになる調味料がないかと。
豆板醤は「豆」という字がついていますが、その豆とは「そら豆」のこと。そら豆や麹、唐辛子などを発酵させて作るようなのですが、辛いけどそのまま味わってみると辛いけどこくのある味わい。
そして発酵しているせいいかちょっと酸味もあるような。このあたりはメーカーによってもかなり違いがありそうですが、とりあえずそんな感じのものを作れそうな材料を集めてみました。
そら豆をペースト状にして発酵させれば、自家製豆板醤もむずかしくなく作れるそうですが、やっぱり面倒くさい。そこで発酵させる豆といえば、まず思いつくのが味噌。そこにちょっぴり酸味の酢と辛味の唐辛子粉、なんかイマイチだったのでしょうゆを入れてみたらいい感じに。
1.すべての材料をボウルに入れる。
2.混ぜる
以上。想像以上に簡単です。
見た目はただの味噌っぽいけど、味見してみると結構いい感じ。辛味は豆板醤には到底及びませんが、これ以上粉唐辛子を増やしてみたらなんだか粉っぽくておいしくなかったので、もっと辛いほうが好みの場合は、ラー油をプラスしてもいいかもしれません。
ひき肉を炒めたところに即席豆板醤を入れ、水、鶏ガラスープを入れて豆腐も加え、少し味が足りなかったのでしょうゆや味噌で調整し、水溶き片栗粉でとろみをつけました。
気になる味は、やはり本格麻婆豆腐とはちょっと違いますが、家庭料理の麻婆豆腐としては十分イケるレベル!もう少し辛味がほしかったので、ラー油をかけて食べました。
豆板醤が家にないとき、ふだん豆板醤を使わないけどときどき無性に麻婆豆腐が食べたくなる時など、即席豆板醤、ぜひお試しください。