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寒い時期になると甘さが増す大根。まるごと買ったほうがおいしいし、安いし、日持ちもするからと、買ってそのまま野菜室に放置…となってませんか?そこでまるごと1本、あの手この手で使い切るレシピテクをご紹介します。
いまや大根は一年中手に入りますが、大根の旬は11月~2月。この時期になると甘みと水分のバランスも良く、実の引き締まったおいしい大根がスーパーなどに出回ります。また、うれしいのがそのお値段。1本100円程度で手に入ることも!これはうまく使いこなしたいものですよね。
ただしこの時期の大根は、1本約1kg(=1000g)と重量もあるため、なかなかまるごと使いこなすのは難しいもの。同じようなメニューだと、家族にまた大根???と言われてしまうかもしれませんよね。
そこで、今回は、大根まるごと1本を5回にわけてあの手、この手で食べつくす方法を伝授します!
新鮮な大根はぜひ生で!大根の自然な甘みとみずみずしい食感がクセになるおいしさ。カリカリの油揚げがいいアクセントになり、箸休めにもぴったりの一品に。
1.材料を切る
大根をせん切りにし、水に5分さらす。油揚げは短辺を半分に切り、細切りにする。油揚げを天板に並べ、750Wのトースターでカリッとするまで焼く(5分程度)。
2.仕上げ
○を混ぜ合わせ、ドレッシングを作る。皿に大根を盛り付け、油揚げとかつおぶしをのせ、ドレッシングをかける。
手羽先とだしの旨味が大根にじっくり染み込み、満足感たっぷりのおでんの完成!こんなにもおでん感がある味わいなのに、使うのは手羽先と大根だけというお手軽さもポイント。
1.材料を切る
大根は2.5cmの厚さに切り、格子状に隠し包丁を入れる。耐熱皿にのせてラップをかぶせ、600Wの電子レンジで5分加熱する。
2.煮る
フライパンに手羽先を入れて中火にかけ、焼き色をつける。小さめの鍋に移し、大根と水300ml(分量外)、白だしを入れて、弱火で20分煮る。
固形の大根に飽きたら、大根おろしで。唐揚げと合わせるとさっぱりと食べやすいメニューになります。冷凍の唐揚げを使えば、調理時間も超時短!揚げ物だけだと罪悪感がある…という人にもぜひ♪
1
.材料を切る
大根はすりおろし、軽く水けを絞る。小ねぎは小口切りにする。唐揚げは規定の方法で解凍する。
2.煮る
鍋に水350ml(分量外)と白だしを入れて中火にかけ、唐揚げを入れて3分煮る。大根おろしを入れて2分煮る。
3.仕上げ
器に盛り付け、小ねぎをちらす。
韓国風のピリ辛味で脱マンネリのアクセントになる一品を!食べ応えのある豚肉に、旨味が染み込んだ大根が大満足のおいしさ。ピリ辛味なので、おつまみにもおすすめ!
1.材料を切る
大根は1cmの厚さに切り、耐熱皿にのせてラップをかぶせ、600Wの電子レンジで5分加熱する。
2.煮る
フライパンに豚肉を並べて中火にかけ、両面がカリッとするまで焼く。水400ml(分量外)と○、大根を加えて15分煮る。
残り1/5本の皮をむいて半月切りに。プラスさばみそ煮缶+めんつゆで味付けだからとーってもラクチンな一品です、しょうがをしっかりきかせると、一気に全体の風味が締まり、品のある味わいに格上げします。
1.材料を切る
大根は厚さ1cmの半月切りにし、耐熱皿にのせてラップをかぶせ、600Wの電子レンジで4分加熱する。しょうがは半分を薄切りにし、もう半分は千切りにする。
2.煮る
小鍋にさば味噌缶を汁ごと入れ、めんつゆと水200ml(分量外)、しょうがの薄切り、大根も入れて弱火で15分煮る。器に盛り、千切りのしょうがをのせる。
甘みのある大根は生のままサラダにしても十分おいしいですが、それ自体は味が淡白かつ旨みがぎゅっと染み込みやすいので、煮ものにもぴったり。
皮がむきやすくて扱いやすく、かつ日持ちもするので、とりあえず買っておけば、時間がないときのおかず作りに重宝しますよ。
節約にも、時短にも、脱マンネリにも大活躍してくれるから、この冬はぜひさまざまなレシピにチャレンジしてみてくださいね。
レシピ開発:管理栄養士 尾花友理