紙製ストローより優秀！？無印良品から【竹材ストロー】が発売中！

プラスチックでも紙でもない、なんと竹材でできたストローが無印良品にあるんです！コーヒーチェーンなどでプラ製のストローから紙ストローに変えるなど世界的にプラごみを減らす動きがあるけれど、竹ってどうなの？水分を吸ってふやけたりしないの？無印の竹製ストローの気になる使い心地を徹底レビューします。

無印良品で竹製ストローを発見！

プラ製ストローをはじめ、プラ製のごみによる環境破壊の問題は世界中で取り上げられていますよね。最近では“マイストロー”という言葉も耳にします。
身近なところでは、スターバックスなどカフェのストローが紙製になったりと、プラ製のストローから紙製のストローにシフトする動きがあります。ただ、紙製ストローはすぐにフニャッとふやけてしまったり、口の中の水分を吸って舌にまとわりついたりするイメージがどうしても付きまといがち。
ちょっとした外出時や自宅での来客時にうってつけのストローはないものか。そんなときに発見したのがこちらの無印良品の竹材ストロー。

無印良品の竹材のストローは10本入りで税込99円。1本あたり9.9円と少々高級なストローです。
すべて天然の素材からできているそうです。

竹材ストローを1本取り出してアップにしてみました。表面はザラザラとしていています。飲んだときの口当たりが少し気になります。

また厚さはとても薄くできています。飲み物の水分をすぐに吸ってしまうのでは……？とちょっと心配。繰り返し使える事は可能なのでしょうか？

繰り返しの使用、炭酸はNG！

パッケージ裏をみてみると、繰り返しの使用はしないようにとの記載が。また、注意点として素材の特徴から吹きこぼれる可能性があるため、炭酸飲料水には使用できないようです。お水やお茶、コーヒーなどに使うのがよさそうですね。

飲み心地や耐久性の差は？プラ製、紙製ストローと比較してみた！

紙製（左）、竹製（中央）とプラ製（右）

見た目の違い

無印良品の竹材ストローを、紙製とプラ製ストローとで比較してみました。紙製とプラ製のストローは100円均一で購入したものです。
プラ製のストローには飲みやすいよう曲げる部分がありますが、紙製と竹材ストローには曲げる部分がないので、そのままのストレートの状態で使います。曲げられる分、プラ製のストローの方が使いやすさには分がありますね。

次に長さを比べてみました。今回用意した紙製、プラ製のストローと比較すると無印良品の竹材ストローが一番長い結果に。高さのある大きなグラスには便利かもしれません。

飲み心地は？

グラスにミネラルウォーターを注ぎ、竹材ストローをさしてみました。竹でできているので、見た目はどこか涼しげ。

飲み心地はというと、紙製ストローは飲むときに少し唇に吸い付いて、口に含んだときや鼻から抜ける際に紙のにおいや味をすこし感じました。

一方、竹材ストローで飲んでみると気になっていたザラつきこそ少し感じましたが、プラスチックのストローと同じくらいスーッと飲みやすいです。
竹の味やにおいに関してはほとんど感じないので、味を邪魔してしまうことも心配ありません。

水分への耐久性は？

プラ製のストローはふやける心配はありませんが、竹材・紙製のストローはどうでしょうか？
まずは無印良品の竹材ストローで検証してみます。

10分後

10分経過しましたが竹材がふやけることもなく、10分程度ではまったく問題ありません。

30分後

30分経過しても竹材ストローには変化がありません。丈夫ですね。

1時間後

1時間経過しましたが、触ってみてもふやけている様子はなく、まだまだ使えそうです。
繰り返しは使用できませんが、1日使う分には十分な耐水性ですね。

紙製ストローはふやける？

1時間ミネラルウォーターに浸しながら飲んでみました。紙製ストロー全体の強度が落ちてふにゃふにゃになり、指ではさんだり押してみるとストローが曲がってしまいました。
やはり紙製ストローなので耐水性にはあまり優れていないようです。

比較結果

今回発見した竹材ストロー、少しざらざらしていますが、飲み心地についてはほとんど気にならず、耐久性についてはふやけてしまう心配もほとんどなさそうです。便利さでいうとプラ製にはかないませんが、涼しげな見た目や環境負荷の軽減には一役買っている印象です。