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サラダに欠かせない野菜「レタス」。冷蔵庫で保存しておくと、シナシナになったり、変色してしまったり……。それを防ぐためにネット界隈で話題なのが、保存前にするだけでいいという「あること」。そして、それはサニーレタスにもグリーンリーフにも効くのでしょうか?
1玉買ってきたレタス。サラダにすると結構な量があり、使いきれませんよね。でも、買ってきたレタスにちょっと細工をして保存すれば、長持ちする方法があるんです!
その細工、知っていますか?そう、「レタスの芯に楊枝を刺す」。たったそれだけ。ネット界隈でかなり話題の裏ワザです。
レタスの芯に楊枝を刺すと鮮度が保たれる理由は、レタスは収穫後(冷蔵庫の中でも)生長を続けていることが深く関係しています。
レタスは冷蔵庫の中でも生長を続け、大きくなろうとしますが、収穫前のように土から栄養や水分を吸い込むことはできないため、レタス内の水分を使って生長してしまいます。そのため水分を奪われたレタスはシナシナになってしまうんですね。
ということは……レタスに「もう生長しなくていいよ」と教えてあげればいいのです!レタスの生長点は芯にあるため、芯に楊枝を刺して生長点を破壊すれば、レタスの生長が止まり鮮度が保たれるというワケなのです。
なんだかちょっとむずかしい話になってしまいましたが、「本当なの?」と疑っている人も多いかもしれませんね。百聞は一見にしかず。やってみましょう。
2個のレタスを用意し、一方はそのまま、もう一方には芯の部分に楊枝を3本刺しました。この時、しっかり奥まで差し込むのがポイントです。
9日が経過しました。あれ、どっちもそこまでシナシナではないような……。
でも明らかに左の何もほどこしてないそのままのレタス、大きくなってません?つまりこれが生長し続けてるということでは?
半分に切ってみました。芯に楊枝を刺したレタスの方が中心までしっかり巻いている様子が見てとれます。そして残念ながら写真では伝わり切れないのですが、楊枝を刺したレタスの方があきらかにみずみずしく、シャキシャキ感が保たれていました。
レタスはレタスでも最近は色々な種類のレタスがありますよね。そこで興味本位から「グリーンリーフ」「サニーレタス」でも楊枝作戦をためしてみました。
9日後の様子がこちら。グリーンリーフもレタス同様、楊枝を刺してない方は大きくなってる気がします。
9日後の様子がこちら。そのままのサニーレタスは紫色の部分が溶けたようになってしまっているのに対し、楊枝を刺した方はまだ状態を保ったままでした。
いかがでしたか?今回は3種類のレタスで検証してみましたが、どのレタスも見た目やみずみずしさに違いが出ました(写真で伝わりづらくてとっても残念……)。
保存前に楊枝を刺すだけでこの違いなら、試す価値アリ!キャベツや白菜などでも、ぜひ試してみてくださいね。