- 週間ランキング
家族分の靴をいろいろ揃えると困ってしまうのが収納方法。靴箱に入らないからと玄関に出しっぱなしでは、玄関が散らかっているように見えてしまい、お客さんからの印象を損なってしまいますよね。スペースに限界がある中でどう収納するのか?アイデアの実例を紹介します。
まず始めに、靴を収納する際のポイントについてみていきましょう。
靴の収納を始める前に、必要な靴と不要な靴を分けておきましょう。持っている靴のなかに何年も履いていない靴や、傷んでいる靴がある場合は思い切って断捨離を。いったん靴箱や収納から全ての靴を出し、不要な靴は処分したり、売る、譲るなどをしたりして、全体量を減らしましょう。
家族全員の靴を同じ靴箱に収納する場合は、棚ごとに使う人を決めておくと、迷わずに必要な靴を取り出しやすくなります。例えば、お父さんの靴は上段、お母さんの靴は中段、子どもの靴は下段と定位置を決めると良いでしょう。
また人ごとにスペースを分けるほか、使用頻度やシーズンによってスペースを分ける収納方法もおすすめ。スニーカーやパンプスなど通年履く靴は、取り出しやすい場所に収納すると便利です。
冠婚葬祭用など時々しか履かない靴は靴箱に収納せず、納戸など別の場所に保管しても良いでしょう。
さらに、春夏シーズンの靴(サンダルやミュール)、秋冬シーズンの靴(ブーツやボア素材のもの)など、シーズン毎に取り出しやすい場所に入れ替える方法もおすすめです。
収納する靴が多いからと、靴棚に詰め込みすぎるのはNG。ムレやニオイの原因となるのでご注意ください。ムレやニオイを軽減するためには、できるだけゆとりのある収納を目指すほか、クローゼットに収納する場合は下段にすのこを敷いたり、靴箱や靴に除湿剤を入れたりするのも効果的です。
ここからは、Instagramから見つけた参考にしたい収納アイデアを紹介します。
段が少ない靴棚の場合は、100円ショップで購入できる突っ張り棒を活用すれば、新しい収納スペースがうまれます。突っ張り棒を使えばヒールのある靴も引っかけられるため、ズレ落ちずにしっかり収納できますよ。
シューズクロークに靴を収納しているhome.280.mさんは、一部にコの字型ラックを置いて2段収納に。1足分のスペースに2足分収納でき、隙間を無駄にせず収納力をアップしています。
子どもの靴などよく履く靴は、玄関に置いたベンチの下スペースに入れて取り出しやすく。おしゃれな見た目で生活感も出すぎず、良いアイデアですね。ベンチの上をあけておけば、靴を履く時にこしかけられて便利!
お子さんたちに靴を片付ける習慣をつけてほしいと、靴箱の扉をとって収納の意識が高まるように工夫した0224t_homeさん。扉を取り払うことで「きれいにしておかないと」といった意識もはたらき、整理整頓や断捨離のスイッチも入りそうです。上段にかごを置き、こまごましたものを入れられるようにしたのもGOOD。
kyota1212さんは靴を置いている棚の棚板を上にあげ、下にスペースを作ったそう。子どもの遊び道具やよく使う小物などを下に置き、大人用の靴を上に持っていくことで、家族全員が必要なものを取り出しやすくなりますね。おしゃれな板で靴棚スペースを作ればディスプレイスペースのようになり、インテリアとしてもすてきに!
上段部分の収納は半透明のボックスで統一し、見た目をスッキリ。オープン収納でもこれならごちゃ付きが気になりません。半透明なので中に入っている靴が分かるのも使いやすそう!
靴箱下の飽きスペースに、キャスター付きで取り出しが簡単な台をDIYしたmin.home.358さん。よく履く靴を置いておけば、お出かけ時にサッと取り出せて便利ですね。
sagano.imaiさんも靴箱下のすきまに収納をつくっています。無印良品のファイルボックスにキャスターをつけたところ、ちょうど良い高さになっているのだとか。中には少し汚れている靴などを入れているそうです。
真っ白なボックスで清潔感のある見た目の収納を実現。シンプルなインテリアが好きな方におすすめです。
一方、hiko1128さんはシックな黒のシューズボックスで統一。これなら玄関に出しておいても気になりませんね。シューズボックスは色と形が同じ物を使うことで、大量に置いてもごちゃついた印象を与えません。
fu0owo0jiさんは靴のアイテム(スニーカー、ブーツ、ローファーなど)でスペースを分けて収納しています。またそれぞれのアイテムをカラー別に並べることで、探しやすく見た目も整った収納に。よく履く靴を取り出しやすい場所に置いているのもポイントです。
akane.920さんは家族ごとに定位置を決めておくという方法で収納。自分のスペースが決まっていれば靴が探しやすくなり、忙しい朝も靴選びに迷いません。
こちらはシューズホルダーを活用したヒール靴の収納アイデア。高さのあるヒール靴でも安定感のある収納ができ、おまけに省スペースで収まります。
dori_ismartさんもシューズホルダーを上手に使ってスッキリとした収納を実現。靴を横に並べると、どうしても空間上部のスペースが余ってしまいますが、これなら靴を縦に収納できるのでスペースが無駄なく使えますね。靴の収納量も上がり、見た目も統一感が出るのでぜひマネしたい!
靴を見せて収納する方は、まずは靴箱の見た目からこだわってみるのも手。こちらはシールタイプのリメイクシートを靴箱に貼り、スタイリッシュな印象にした例です。簡単にはがせるものを選べば気分によって模様替えできますね。
玄関の収納スペースには限界があるため、お子さんの靴は園や学校と同じ方式として廊下にラックを置いて片付けているtopi_senserさん。オープンラックなのでお子さんも片付けやすいですね。靴の下には紙を敷き、砂などで汚れが落ちるのを防止。これなら掃除もしやすそうです。
靴箱に靴が入りきらない場合、あえて部屋の中にインテリアとして置くという方法はいかがですか?teru1.25さんはシンプルなシューズラックに靴を3足だけ並べて、部屋の中でアパレルショップのようにディスプレイしています。
薄いスリッパやサンダルは、靴箱にそのまま置かずファイルボックスにまとめて収納。シーズン外の使わない靴をまとめる時に参考にしたいアイデアです。
サイズアウトしてしまったお子さんの靴を、下のお子さんが履けるようになるまでジッパーバッグに乾燥材と合せて入れ、収納しているnatubell.yosanoさん。靴箱ではなく別の収納スペースに置いているそうです。ジッパーバッグに入れておけば埃などで汚れる心配もありません。
棚板の上にシートを敷き、靴底による汚れを防止。最初だけ少し手間がいりますが、靴箱自体は汚れにくくなります。こんな風に、収納の手間だけではなく、掃除の時間を減らせる良いアイデアもぜひマネしたい!
ファッションに合せてデザインの合う靴を選ぶ場合、形はもちろん、色別に分けて収納しておくと探しやすいです。colorismkazueさんは形も似ているものを並べて収納しているので、よりスッキリ見えますね。
ヒールやブーツ、スニーカー、パンプスといった高さが異なる靴が多い場合、靴の高さに合わせて収納するという方法も。高さに合わせて収納することでデッドスペースが生まれにくくなります。
紹介したアイデアは、いずれも靴の探しやすさや見た目のきれいさを叶えたもの。おうちの収納スペースに合った方法をぜひ実践してみてくださいね。