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普段は捨ててしまう野菜の皮や芯の部分。実は、調理方法によっては食べることも可能です。捨てる部分を使ってもう1品が作れたら、食卓の彩りアップや節約、また食品ロス対策にもなりますね。今回は皮や芯を捨てずに活用できる、おすすめの3品をご紹介します。どれも簡単に作れるので、ぜひ「あと1品! 」にお役立てください。
1品目はブロッコリーの芯を使ったかきたまスープの紹介です。捨ててしまいがちなブロッコリーの芯ですが、外側の一番固い部分を取り除けばおいしく食べられますよ。完成したスープには、好みでラー油をかけるのもおすすめのアレンジです。
ブロッコリーの芯 80g(外側の部分は除いた状態で量る) / 水 400cc / 顆粒中華スープの素 大さじ1 / たまご 1個 / ごま油 小さじ2 / 水溶き片栗粉 適量(今回は水50ccに片栗粉小さじ2を加えたものを使用)
1. ブロッコリーの芯は外側の固い部分を包丁でむき、1mm程度の厚さでいちょう切りにする。
2. 鍋に水と顆粒中華スープの素、1を入れて強火にかける。たまごはボウルに割り入れ菜箸でかき混ぜておく。
3. 沸騰したら弱火にし、5分程度煮込んだら水溶き片栗粉を加える。
4. とろみがついたら溶きたまごを加えて優しく混ぜ、仕上げにごま油をたらして完成。好みでラー油をかけてもおいしい。
続いて作るのは、さつま芋の皮を使った簡単大学芋風炒めです。さつま芋のポタージュやスイーツを作る時には皮を取り除くことが多いですが、取り除いた皮を捨ててしまうのはもったいない。 簡単にパパッと炒めて、大学芋風に味付けをすれば子どものおやつにぴったりな1品ができますよ。本レシピは、さつま芋の皮を少し厚めにむくのがポイント。 バターの風味がよく、おやつにピッタリなレシピです。
さつま芋の皮 1本分(75g程度) / バター 15g / 砂糖 大さじ1 / いりごま(黒) 小さじ1
1. さつま芋の皮は包丁で厚めにむき、食べやすい大きさに切る。
2. フライパンか小さな鍋に、1とバター、砂糖を加えて弱めの中火で炒める。
3. 砂糖が溶け、さつま芋に火が通ればいりごまを加えて完成。
3品目は、普段からよく使う人参の皮を使ったレシピです。 ピーラーでむいた人参の皮をベーコンと合わせて炒めれば、5分程度でもう1品が完成しますよ。短時間で作れて彩りも良いので、お弁当の隙間おかずとしてもおすすめ。ベーコンと一緒に炒めることで、おいしくでき上がります。
人参の皮 1本分(40g程度) / ベーコン(スライスタイプのもの) 2枚 / 麺つゆ(ストレート) 大さじ1 / 砂糖 小さじ1 / いりごま(白) 大さじ1
1. 人参の皮は包丁で食べやすい長さに切る。
2. ベーコンは5mm程度の幅に切る。
3. フライパンに1と2、麺つゆ、砂糖を入れて中火で炒める。
4. 仕上げにいりごまを加えて炒めたら完成。
捨ててしまう部分でもう1品が作れたら、とっても嬉しいですよね。エコで節約にもなる「あと1品」レシピは作らなきゃ損。ぜひ作ってみてください。