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「家がきれいに整っている人は節約もうまくいく」と聞いたことはありませんか。余計なものを持たない生活をすることは、家にあるものを把握でき、無駄な買い物を防げたりお金の流れを把握できたりするメリットも。今回は節約上手さんに、断捨離したものを教えてもらいます。
こんにちは。Instagramで"家計管理"や"持たない暮らし"を公開しているeriです。もともと片付けや整理整頓、お掃除などは苦手なタイプでしたが、長男の出産をきっかけに散らかり放題の家をなんとかしたいと一念発起し、断捨離を決行。家計もうまくまわるようになりました。私が実際に断捨離して、節約に繋がったものをご紹介します!
独身の時から持っているものを合わせると、家に通帳が何冊もあるということはないでしょうか。我が家にも通帳が何冊もあったのですが、何年も使っていないものは解約し、把握できるだけの量にしました。結婚した時に夫婦でお金を合算しているので、いま持っている通帳は「貯金用」「引き落とし用」「私の給料振込み用」「2人の子ども達の名義で各1冊」の5冊のみに絞っています。
たくさん通帳があると、家計にどの程度お金があるのかを把握することが難しく、通帳を少なくするとお金の管理がしやすくなります。ちなみに、結婚前にお互いが貯めたお金や私の副収入などを管理するために、ネットバンクは夫婦で1つずつ持っており、そこだけはお互いに関与しないルールにしています(笑)。
今後キャッシュレスの時代になると言われていますが、私には電子マネーはなかなか使いづらく、断捨離しました。私が過去に使っていた電子マネーは、たまたまキャンペーンを実施していたとある店と、その系列店で使えるというタイプのもの。
指定されたお店で電子マネーを使って支払うと、月の決まった日に割引が受けられるというメリットがありました。しかし頻繁に利用する機会がないため、残高や支払額の総額などがわかりづらく、手放して現金で支払うことに変更。電子マネーは一度チャージすると簡単に決済できる反面、浪費につながりやすかったなと思っています。
昔からファッション誌が好きで、付録が付くようになってからは付録めあてで購入していました。でも、購入したものの数カ月経つと流行りや季節も終わり、一度読んだ後は読み返すこともなく……。付録も結局使わぬまま放置。もったいないので捨てることもできず、ということの繰り替えしでした。1冊700円と考えると、1年で8,400円の支出。「もったいない!」と気づいてからは一切買わなくなりました。
付録だけならフリマアプリで安く買うこともできるし、美容院や喫茶店などで比較的新しい雑誌も読めますよね。今は何度も繰り返して読みたい本や、毎日の暮らしに役立つ料理本だけ購入しています。また、雑誌を読むことで自然と物欲を生んでいたことにも、雑誌を買わなくなってから気づきました。
"もの"ではないのですが、必要以上の見栄やプライドも断捨離しました。思い返してみると1番の無駄遣いの原因は、人の目が気になることによる、自分の見栄やプライドだったと思います。人からよく見られたいため、少し無理をしてでも高い洋服や化粧品を買ったり身につけたりしていました。
でも、思っているよりも人は自分を見ていないことに気づき、また無理をしなくても付き合える友達とだけ付き合うようにしたことで、断捨離に成功。自分が本当に欲しいと思うものにだけ囲まれて暮らすと自然と物欲も減り、少ないものでも満足するようになりました!
「断捨離」というとミニマリストのように、極限までものを減らす生活を想像しがち。ですが、自分の生活のなかで不要なものを排除していくだけで生活はぐっとラクに楽しくなります。私もこの生活を始めてから、意外と生活に必要なものは少ないと実感しました。「これ必要かな?」と思ったら、思い切って手放してみるといいですよ。