節約上手なブロガーさんやインスタグラマーさんに、自分自身の節約ルールを教えてもらう本連載。第2回はInstagramで日々の節約や暮らしの投稿が人気を集める、eriさんのルールを紹介します。


こんにちは。Instagramで「持たない暮らし」や「日々の家計簿」を公開しているeriです。

節約をしようと思うと、まず何からすればいいか悩みますよね。ただ、やみくもに生活費を抑えると、かえってストレスがたまり毎日の生活が楽しめなくなってしまうなんてことも……。自分なりのお金の使い方がわかってくると、抑えるところと使うところのメリハリがつかめるようになると思います。

今回は、節約をするうえで私が実践している「マイルール」を紹介します。

ファブリック類は買わない



我が家には、キッチンマットやバスマット、ラグやランチョンマットなどのファブリック類はほとんどありません。理由は洗濯などの手入れが面倒だからという、ズボラ主婦ならではのもの(笑)。ファブリック類を使うとなると、汚れたら買い替えたり、季節に合わせて素材や色が違うものなどを揃えたりと大変。

思い切って使用しないと決めることで、その購入費がなくなり家計の負担も減ったので、「なくしてよかったな」と思っています。昔は「おしゃれや季節感を演出するために必要」と思い込んでいましたが、なくても問題なく過ごせています。

1万円札は持ち歩かない



家計管理を始める前は、何にいくら使っているかもわからず給料日まで何回もATMに行っては1万札をおろして使っていました。大きなお金を持っていると気が大きくなるのか、1万円札って一度崩すとあっという間になくなりませんか(私だけかな)? 予算をたて必要な額が明確になった今は、生活費は千円札でおろして使う分だけ持ち歩くようにしています。

あたりまえですが使いたくても使えるお金が決まっているので、よく考えて使うようになりました。「お金をおろしたばかりなのに、気づいたらお財布にお金がない! 」ということがよくある人は、無駄に多めのお金を1万円札でおろすのではなく、必要な額を千円札でおろすようにしてみてください。

本当に必要か一度考える


電気ケトルは細口の物を探していて、購入までに1年ほど時間をかけました

もともとは浪費家な私。昔は、欲しいと思った物をその場の感情優先で衝動買いすることがとっても多かったです。でも家に帰ってしばらく時間がたつと「やっぱり必要なかったかも」と思うこともしばしば。

その時の反省をいかして、いまは「本当に必要かな? 」と一度冷静に考える時間を持つようにしています。買い物に行って迷ったら「手に入れることで、生活が楽しくて豊かになるかな? 」と自分に問いかけ、購入した後のことをしっかり想像。これにより購入にブレーキがかかることも多々あります。

キャッシュカードは持ち歩かない

以前は何かと不安で、外出の際はキャッシュカードを持ち歩いていました。突然欲しい物に出合ったときに、お金が足りなかったらおろさないとと思っていたのです(笑)。

衝動買いをしなくなった今はその必要もなくなり、月に一度、給料日にATMへ行くだけでいいので、キャッシュカードは持ち歩かなくなりました。いつでもお金が引き出せる状態というのは便利ですが、お金の管理をルーズにしやすくすると思います。

収納用品は買わない



以前は「物が溢れる→収納家具を買う→お金がなくなる→部屋が狭くなる→引っ越しする→また物が溢れる」という負のループでした。物は減らさずに収納ばかりに意識が行き、なおかつおしゃれに見せたくて、いま思えば必要のない収納用品を一生懸命お金をかけて買っていました。

いまの家に住んでからは、自分に必要な物の適正な量がわかってきたので、増えたら手放すようにして収納家具は買わないようにしています。また購入を検討するときは、その場所(部屋、配置、用途)で使わなくなったことも視野にいれ、他の場所や用途で使える物を買うようにしています。

ちなみに、写真の無印良品で買ったシェルフは新婚時代に購入したもので、唯一断捨離せずに持ち続けている収納家具。組み合わせ方や使う場所を色々と変えながら使えています。

私のマイルールが、節約や家計管理の参考になったら嬉しいです。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 【連載】節約上手さんの「節約マイルール」--第2回 本当に必要なものしか買わない