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「コストコ」のベーグルは、おいしくてコスパが良いことからファンが多い商品。ですが、12個セットで販売されていることから、まだトライしていない人は多いかもしれません。そこで、現在販売されている全5種類を詳しくレポート。上手な冷凍と解凍法も知って、コストコのベーグルを楽しみましょう!
※コストコのベーグルは季節によりフレーバーが変わります。今回紹介する5種類は、2019年4月に販売されているラインナップです。
コストコヘビーユーザーのBlondee Kimです。日本上陸20周年を迎えたコストコには様々な人気商品がありますが、中でも上陸当初から変わらず人気のあるのがベーグルです。今回は、現在販売されている5種類すべてのベーグルについて詳しくレポートします。
コストコのベーグルは、一つの袋に同じ種類のベーグルが6つ入った状態でパッケージングされています。それが2袋で価格は税込680円。ベーグル1つあたり約57円となります。一般的なベーグルは1つ約100円はしますので、とてもお買い得と言えるのではないでしょうか。消費期限は加工日を入れて3日間です。
サイズは一般的なベーグルの大きさとさほど変わりはなく、直径約11cmです。種類により若干容量の違いはありますが、重さは1個当たり約110g。ずっしり重い食べ応えのあるベーグルです。
写真左から、「マルチグレインベーグル」(約111g/1個)、「チーズベーグル」(約113g/1個)、「プレーンベーグル」(約108g/1個) です。それぞれの特徴と味わいをレポートします。
「マルチグレインベーグル」は 噛めば噛むほど甘みが出る香ばしさが魅力。全粒パンにありがちなモサモサ感もなく、食感はもっちり。全粒粉のほか、アマランサスやキヌア、チアシード、かぼちゃのタネなどヘルシーな素材が多数入っています。プレーンベーグルに比べると独特な味わいはありますが、クセが強いというわけではなく、食べやすいです。
プレーンベーグルにチーズがたっぷりとかかった「チーズベーグル」 。とってもふんわりしているので、普通のパン感覚でおいしく食べられそうです。 チーズの塩気もきつくなく、何もつけずそのまま食べても十分楽しめます。
「プレーンベーグル」はほんのり甘みのあるふんわりとした生地でできたベーグルです。食パンのように何にでも良く合うシンプルな味です。使われている材料は「小麦粉、砂糖、食塩、イースト、モルトパウダー、大麦麦芽粉、小麦グルテン、V.C.」のみ。食事系にもスイーツ系にもアレンジして楽しめます。
写真左から、「チョコレートチップベーグル」(約113g/1個)、「シナモンレーズンベーグル」(約108g/1個)です。こちらもそれぞれの味や特徴を紹介します。
「チョコレートチップ ベーグル」は、一見甘そうに見えますが生地はプレーンベーグルと同じで、生地自体に甘さはありません。中に入っている小粒のチョコレートチップも甘すぎず、ほんのりとチョコレートを感じる上品な味です。
シナモン控えめで、レーズンも甘すぎない「シナモンレーズンベーグル」。レーズンの程よい酸味がシナモンをひきたたせています。クリームチーズとの相性も抜群です。ちょっぴり大人向けの味わいかもしれません。
賞味期限は加工日から3日間なので、すぐに食べないものは冷凍保存しましょう。最も簡単な方法は、そのままジッパー付きの袋に入れて冷凍庫へ。約1カ月はおいしく食べられます。
カットしてから、冷凍する方法もあります。その場合はカットした部分から水分が抜けていくので、2週間ほどで食べたほうが良いでしょう。
また カットした部分はにおいが付きやすいため、コストコで販売されている密閉ラップ「プレスアンドシール」やその他のラップで包んでから保存袋に入れ冷凍するとさらに完璧です。
カットするのが、意外と難しいベーグル。そこで、ベーグルサンドウィッチを作る際などに便利で、簡単にきれいにカットする方法を紹介します。
1. まず半分にカットして、カットした部分を下にして立てる。
2. 1の断面を下にして半分にカットする。
ただし、焼きたてなどで柔らかいベーグルは、崩れやすいため注意してください。その場合は、実はパン切りナイフよりも包丁の方がきれいにカットできます。コツは、外側のカリッとした部分には包丁を前後に動かし、柔らかい内側に歯が届いたら、そのまま包丁を動かさずに下におろします。具を入れたベーグルサンドも同様です。
冷凍保存したベーグルのおいしい解凍方法も紹介します。焼き立てのおいしさを再現できるとっておきの方法です。
1. 冷凍庫から出した凍ったままの状態のベーグルを流水にさっとくぐらせます。
ただし、カットしたベーグルはカット面に水がかかるとベトベトになってしまうのでおすすめできません。
2. 軽く濡れた状態でラップにくるんで電子レンジ(600W)に50秒かける。この時点でかなり柔らかくなっているので簡単にカットできる状態に。
3. 220度に温めておいたオーブンで5分焼く。
なお、時間のある時は手順1の後にアルミホイルでくるんで220度のオーブンで20~25分焼くのもおすすめ。表面をカリッとさせたい場合は、焼きあがったらアルミ箔を外し、さらに3分加熱させます。そうすると中はもっちり、外はカリカリでとってもおいしく仕上がります。
アルミ箔はクシャクシャにしてから使うことで ベーグルがくっつかずにふんわり仕上がります。
ベーグルは1/2の厚さにカットしてからトーストしてバターを塗り、スクランブルエッグと ツナ缶、豆苗、そしてシーザーサラダドレッシングをかけて完成します。とっても簡単なベーグルサンドです。
使用するベーグルは、プレーンベーグルやマルチグレインベーグルがマッチ。チーズベーグルを使ってもよりコク高く仕上がります。
トーストしたシナモンレーズンベーグルにクリームチーズを塗り、1mmほどの厚みにスライスしたりんごを並べてコンデンスミルクをかけるだけで完成します。
クリームチーズとりんごがシナモンレーズンベーグルの上品な風味と絶妙に合い、とってもおいしいです。簡単ですが、とにかく絶品! おすすめのアレンジです。
固くなってしまったベーグルは、ベーグルクルトンにしましょう。まずは1cm角にカットし、ビニール袋にオリーブオイル大さじ1と共に入れてシャカシャカ振ってなじませます。
その後、180度のオーブンで約15分焼けばできあがり。
サラダやスープに入れて使えます。
今まで、量の多さや保存法が不安でベーグルの購入を躊躇していた人もご安心ください。紹介した簡単な方法で、自宅でもおいしく焼き立ての味を楽しめます。なお、冷凍する前のベーグルであればホットプレートで焼くこともできます。一気にたくさん焼けるので、家族が多い場合は便利です。
コストコでは、シーズンにより限定のベーグルも販売されます。新たなフレーバーに出あうのも楽しみのひとつですね。