節約・貯金をするために無駄遣いは禁物。ですが、無駄遣いをしていないつもりでも、なかなか貯金が増えないと悩む人も多いのではないでしょうか。今回は節約上手なインスタグラマーのeriさんに、無意識にしていた過去の無駄遣いを教えてもらいます。eriさんは無駄を自覚して貯金に成功! ぜひマネしてみましょう。


無意識な無駄遣い

"持たないシンプルな暮らし"をしながら、家計管理や日々の生活をInstagramで公開しているeriです。今は決まった予算の中でうまくやりくりすることができますが、以前はどんぶり勘定の浪費家でした。毎月の給料は何に使ったかわからず、もちろん翌月には残っていない……(笑)、月末は毎月「お金がない」が口癖でした。

そんな私も、家計管理を本格的に始めていくうちに、無意識にしていた無駄遣いがわかるようになりました。私が気づいた無駄遣いが、皆さんの節約につながれば幸いです。



無駄遣いポイント[1] ポイント目的のクレジットカード

「ポイントが貯まるなら、クレジットカード支払いがおトク! 」と思い、基本的な支払いはクレジットカードでしていました。でもクレジットカードの支払いだと財布からお金が減らず、それが家計を把握できない原因に。請求は翌々月なので使いすぎにも気づけず、買いすぎや衝動買いにもなりやすい。特に衝動買いをしがちな私には負のループでした。

おまけに、欲しいと思って買ったものも、請求があるころにはもう不要になっていることも……。クレジットカードでの支払いは、金銭感覚が自分のリアルな財布事情から離れてしまい、おトクだと思っていたことが結果的に無駄なお金を使うきっかけになっていました。

無駄遣いポイント[2] 必要以上のストック

必要以上のストックも、無駄遣いの1つでした。買い物中、家にあるのかないのか確認もせずに「買っておけばいつか使うかも」と商品を購入。安売りをしていると、乾物や缶詰などの食品やトイレットペーパーなどの日用品をとにかく買いだめしていました。

お買い得といっても実際は数十円程度。特に食品は目的がないのに買うので、食べきれず賞味期限がきれて結局無駄にしてしまうこともあり、もったいなかったです。



無駄ポイント[3] 見栄

友達と会う前に美容院に行ったり、新しい洋服を購入したり、自宅に招く時は食器やスリッパ、雑貨などを新調したり……。よく見られたいと見栄を張るために無駄遣いをしていました。どうしても必要なものではないし、その日だけのために購入したものは日常で使うことはなく、もったいなかったなと今は思います。

無駄ポイント[4] 自分へのご褒美

昔の私は自分に甘く、すぐ「ご褒美」と理由をつけて欲しいものを買っていました(笑)。「料理を頑張る! 」と思い、形から入ろうとまずは道具から揃えてみたことも。少し高い服なども、色々と理由をつけては財布の紐を緩ませていました。

もちろんご褒美は大切だと思いますが、限度が必要。欲しいものがあると頻繁に「頑張ってるし、いいよね」と根拠のないご褒美で、自分を甘やかしていたなぁと思います。

無駄ポイント[5] 目的のない外出

なんの予定もないときに、よく大型のショッピングセンターへ行っていました。特に目的もなく、好きなお店を見て歩き、そのままお昼ご飯を食べ、またフラフラとして疲れたらお茶をし、夕飯を作るのが面倒になりお弁当やお惣菜を買って帰る……。こんな行動を月に何回もしていました。予定がない時の時間の使い方を間違ってしまうと、予定になかった支出がかさみます。まさに無意識での行動、習慣でした。


目的もない外食を月に何度も……!

家計管理をするようになり、自分の生活の中でこんなにも無駄遣いの習慣があるのだと驚きました。1日の出費は数百円でも、1カ月、1年となると、大きな支出につながります。無駄に気づけば改善できるので、ぜひ皆さんも無意識の無駄遣いがないか見直してみてくださいね。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 節約上手が絶対にしない「無意識の無駄遣い」--ポイント目的クレカはNG