アイスクリームや冷凍調理食品メーカーのフタバ食品株式会社は2019年3月末、コーンアイス「エルコーン」の製造販売終了を予定しています。1980年発売のロングセラー商品の終売、理由を聞いてみました。

※価格は税抜


1980年の春夏新商品として発売されたエルコーンは、今年で39年目を迎えました。緑色のコーンに、メロン味とバニラ味のシャーベットがマーブル模様に入っているのが特徴です。価格は70円(税抜)と低設定。食べる人によって味が「メロン味」や「ヨーグルト味」と印象が変わるといい、昔懐かしいアイスとして多くの人たちから親しまれてきたそうです。


今年3月で販売終了を予定している氷菓「エルコーン」

発売当時の価格は50円。現在は緑1色のコーンも、当初は緑と赤の2色だったとのこと。また、当たりくじが入っており、当たりくじをみつけようとする子どもたちの人気を集めていたといいます。名前の由来ですが、発売前にあった同様の小さいタイプから大きく(ラージサイズ)なったので、Lサイズから「エルコーン」になったそう。

製造販売終了について、編集部の取材に対しフタバ食品では「弊社側の諸般の事情により、大変勝手ながら製造販売を終了させていただくことになりました」と説明。同社企画部の担当者は「昔ながらの懐かしい味がなくなるのか、と残念に思ってくださるお客様が多く、ここまで反響があるとは思ってもみませんでした。39年間のご愛顧に感謝の気持ちでいっぱいです」と話してくれました。

39年間愛され続けたアイス「エルコーン」。もう一度、懐かしさを味わってみるのはいかがですか。


情報提供元: トクバイニュース
記事名:「 昔懐かし氷菓「エルコーン」39年目で終売--発売時は今と違う姿だったとご存知?