2010年に世界初のグローバルな量産型EV「日産リーフ」を発売し、電動車両と電動化技術の普及促進に向けて取り組んでいる日産が2月17日、NEXCO中日本とともに協同プロジェクト「GREEN PASS powered by NISSAN」を開始した。

EVオーナーへプレミアムな体験を提供することで、電気自動車(以下、EV)をサステナブルの観点から広く普及させるための啓蒙活動を行うのが同プロジェクトの狙い。特筆すべきなのは、対象者は日産EVオーナーだけでなく、どのメーカーのEVでもOKだという点だ。

EVオーナーが受けられるプレミアムな体験は次の2点。

① EVオーナー専用の「GREEN LOUNGE」でサステナブルな最新のモノコトを体験
② 脱炭素に貢献するEVオーナーへ「GREEN COUPON」でプレミアムな体験

EVオーナー専用の「GREEN LOUNGE」でサステナブルな最新のモノコトを体験

国内最大級の「海老名サービスエリア下り線」にEVオーナー専用ラウンジ「GREEN LOUNGE」を期間限定で設置。EVの充電中などに、ゆっくりとくつろぎながらプレミアムな体験ができる。
サステナブルのコンセプトのもとで造られたラウンジのインテリアは、終了後にリサイクル可能な段ボール製。くつろぎながらスマートフォンへの充電も可能な「やすらぐほど充電できる椅子」など、楽しい仕掛けも用意されている。また、3年連続でミシュラン一つ星を獲得したレストラン「sio」オーナーシェフ鳥羽周作氏が監修した、絶滅危惧食材で作られたバーガー「GREEN LOUNGE BURGER」も話題のひとつ。なんとこちらはEVオーナーに無料で提供されるという。

GREEN LOUNGE 概要
開催場所:海老名サービスエリア下り線 EV充電スポット前スペース
実施期間:2022年2月17日(木)〜3月16日(水)10:00〜18:00
実施内容:EVオーナー専用ラウンジの設置
URL:https://ev2.nissan.co.jp/EV/GREEN PASS/

EVオーナー専用ラウンジ「GREEN LOUNGE」。「やすらぐほど充電できる椅子」は手前の日産リーフから電気が供給されている。

内部のインテリアのほとんどはリサイクル可能な段ボール製。

「やすらぐほど充電できる椅子」に座るとスマートフォンの充電がスタートする。

EVオーナーに無料で提供される、絶滅危惧食材で作られたバーガー「GREEN LOUNGE BURGER」。

脱炭素に貢献するEVオーナーへ「GREEN COUPON」でプレミアムな体験

海老名サービスエリア下り線、厚木パーキングエリア(内回り、外回り)、足柄サービスエリア上下線の5カ所の計21店舗の飲食店では、各メーカー公式の車両連携アプリを提示するとクーポンやスイーツのプレゼントなどの特典を受けられる。

GREEN COUPON 概要
実施場所:海老名サービスエリア下り線、厚木パーキングエリア内回り、外回り、足柄サービスエリア上下線
実施期間:実施期間 2022年2月17日(木)〜3月16日(水)
実施内容:EVオーナーのみ体験できる特別特典の提供。EVオーナーは各メーカー公式の車両連携アプリを提示すると特別特典を受けることが可能。
特別特典店舗:上記5カ所のSA/PA計21店舗にて実施。
URL:https://ev2.nissan.co.jp/EV/GREEN PASS/

2月17日に横浜の日産自動車本社で開催された「GREEN PASS powered by NISSAN」発表会には、日産アリアのwebマガジン「THE ARIYA MAGAZINE」にも登場している女優の黒谷友香さんも登壇した。

左から日産自動車株式会社 日本マーケティング本部 Division General Managerの増田泰久氏、黒谷友香さん、NEXCO中日本グループ 中日本エクシス株式会社 代表取締役社長の三宅広通氏。

GREEN LOUNGEで提供されるスペシャルバーガーにご満悦の黒谷さん。

情報提供元: 舌肥
記事名:「 日産×NEXCO中日本の協同プロジェクト「GREEN PASS powered by NISSAN」が始動