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<あらすじ>
戦後の酵素研究の第一人者、近藤堯(こんどうたかし)の生涯を描く物語。新潟県妙高山の麓で、家族や村人たちに愛されすくすくと育った少年、堯。微生物の神秘と出会い、「きっと人の役に立つに違いない」ただその一心で顕微鏡をのぞく毎日。しかし道は遠く、幾多の困難が待ち受ける。究極の酵素を探す旅、その到達点とは-。
タイトル:「妙高のたからもの」(全5話/各29分)
オンエア日程:2022年1月21日(金)〜
出演:要潤、奥菜恵、片岡鶴太郎、いしのようこ、金子昇 ほか
語り:柳葉敏郎
主題歌:楽曲「志熱くして」(作詞/作曲/歌:小椋佳)
スタッフ:監督:保坂克己(2話) 監督:杉山泰一 [原作]谷川桜太郎「妙高の緑風」美健ガイド社
放送エリア:1月21日(金)から順次全国オンエア開始 詳細は公式URLにて。
主役の近藤堯役に、映画やドラマで活躍中の俳優、要潤さんを起用。その妻役に奥菜恵さん、そして祖父役に片岡鶴太郎さんと豪華主役陣に加え、さらに堯の父母役には金子昇さん・いしのようこさん、語りには柳葉敏郎さん、そして主題歌には「作詞/作曲/歌」を手掛けた小椋佳さん等が名を連ね、豪華俳優陣で送るドラマインフォマーシャルとなっている。
◆要潤さん
Q 出演されての感想を教えてください。
正直、僕は近藤堯さんを知らなかったんですけれど、様々な資料を読ませていただいたり、台本を中心に色々勉強させていただいたら、近藤さんの純粋さというか、人の健康を一番に考えて、研究熱心に真っ直ぐに向き合う姿に、僕自身もいつの間にか惚れ込んでいました。撮影中は演じる度に心が洗われるような、そんな毎日でしたね。
Q 今回オファーを受けて、出演しようと思った決め手を教えてください。
最初に企画書を見た時、社会に対して非常に意義のある作品だなって感じたんです。近藤さんの生き様だったり、すごく心温まる物語になるだろうって確信しましたね。
Q『野草酵素』の生みの親、近藤堯役ということですが、実在した人物を演じるうえで意識したことはありますか?
役づくりってよく聞かれるんですけど、僕の場合は脚本の中の人物をイメージしながら徐々にキャラクターをつくっていくんです。だからあえて事前の知識は入れません。今回の作品も、近藤さんのことは企画書で初めて知ったくらいで、あとは脚本をそれこそ何遍も繰り返し読んで、自分なりの近藤堯をつくりました。
Q 特殊メイクはどうでした?
とってもクオリティが高くて、時間はかかりましたけど、かけただけ完成度は高いと思います。日本の映画で、あそこまで時間をかけて特殊メイクする経験は今までありませんでした。自分の歳を取った姿を見れた気がして不思議な気持ちになりました。
Q 奥菜さんは自身のお母様にそっくりだと思ったそうですが、要さんはどうでしたか?
僕はおじいちゃんにそっくりなんです。歳を重ねたらおじいちゃんに似ていくのかなと思いました。
Q「妙高のたからもの」を観てくださる方にひとことお願いします。
この作品は、ひとつのことをまっすぐ追及し、決してあきらめないことの大切さを思い出させてくれます。いまの時代って情報過多で、インターネットで調べればなんでも出てきちゃう。だからちょっとやってみてダメだったらこっち、次はこっちっていう選択肢が増えすぎているんです。でもほんとうは近道なんてなくて、自分の中でこれだと決めたことをあきらめずに追求していくことが、やがて成功につながる。そういう意味では近藤さんを知っている方はもちろん、いまの若い人や子どもたちにもぜひ観てほしいですね。
◆奥菜恵さん
Q 出演されての感想を教えてください。
実年齢よりも20 歳くらい若いスタートから堯さんとの出会いがあって、最後は70代まで演じました。堯さんと出会ってから最後、添い遂げるまで50年くらいの話をぎゅっと詰め込んでいたので、私自身すごく不安もあったんですが、フサの明るさや、夫をいつも側で優しく支える妻として重なる部分もあり、自然と役に入ることができたと思います。撮影も楽しんで参加させてもらえたので、すごくありがたかったです。
Q 老けメイクは女優人生では初でしたか?
ここまでは初めてかもしれないです。
Q 可愛らしいおばあちゃまですね!
ほんとうにリアルですよ。自分の母親にそっくりでびっくりしているんです。母親と同じ顔!
よくあるインフォマーシャルといえば“製品情報”がメインの作りとなっているが、今回の新インフォマーシャルでは、番組の大部分を見ごたえのある「ドラマ」として構成しているので、ぜひチェックしてみてほしい。