「資産運用」と「旅」から考える“思い出投資” 大人の休日倶楽部との共催セミナーを開催
将来に向けてお金を備えることは大切だが、その一方で、貯めてきた資産を「いつ、何のために使うのか」を考えることも、これからの人生には欠かせない視点になりそうだ。旅行に出かけたり、家族と過ごしたり、心に残る体験にお金を使ったり。形として残らなくても、あとから何度も振り返ることのできる時間には、モノとはまた違った価値がある。
そんなお金の使い方に目を向けたのが、野村アセットマネジメントが提案する「思い出投資」である。10月14日の「鉄道の日」には、JR東日本が運営する「大人の休日倶楽部」と共催し、「資産運用」と「旅」をテーマにした「思い出投資・旅セミナー」を開催する。将来への備えと、今を楽しむためのお金の使い方。その両方を考えるきっかけとなるイベントだ。
「思い出投資・旅セミナー」を10月14日に開催
野村アセットマネジメントと「大人の休日倶楽部」が共同で開催するのは、「今を楽しみ、未来に備える『思い出投資・旅セミナー』」。会場は東京駅直結の丸ビル1階マルキューブで、開催日は10月14日の「鉄道の日」である。
今回のセミナーでは、将来に備えるための資産運用に加えて、大切な人との時間や心に残る旅など、人生を豊かにする経験へ資産を活用する考え方を紹介する。
一般的に資産運用というと、「増やす」「守る」といったイメージが先に浮かびやすい。しかし今回のイベントでは、その先にある「どう使うか」にも目を向けているのが特徴だ。
資産を“使う”視点から考える「思い出投資」
今回のテーマとなっている「思い出投資」とは、これまで形成してきた資産を計画的に活用し、人生の中に思い出を増やしていこうという考え方である。人生100年時代を迎え、老後に備えた資産形成の重要性が高まる一方で、その資産をどのように使い、豊かな暮らしにつなげていくのかという視点も重要になっている。旅行や家族との時間、食事など、自分にとって価値のある体験にお金を使うことも、その選択肢のひとつだ。野村アセットマネジメントでは、そうした経験のために資産を活用することを「思い出投資」と表現している。
資産をただ減らさないように持ち続けるだけでなく、「何のために使いたいのか」まで考える。そんな視点が今回のセミナーの軸になっている。
資産運用と旅、2つの切り口から「思い出投資」を紹介
セミナーは、資産運用と旅という2つのテーマから構成される。
前半の「思い出投資とは?-豊かな人生を過ごすための資産運用セミナー-」では、野村アセットマネジメントのリタイアメントアドバイザー・戸崎史絵氏が登壇する。資産は増やすだけではなく、人生を豊かにするために活用することにも価値があるという考えのもと、将来に備えながら、自分にとって大切な「思い出」に投資するための資産運用について紹介する予定だ。
後半は、旅行作家の野田隆氏による「思い出投資の使い道、思い出投資旅セミナー」。ここでは、「思い出投資」の具体的な使い道として旅行に注目し、おすすめの旅行先や、この秋・冬に注目した旅行プランが紹介される。
将来のお金について考えるだけでなく、そのお金でどんな時間を過ごしたいのかまで一緒に考えられる内容となっている。
<イベント概要>
イベント名:今を楽しみ、未来に備える「思い出投資・旅セミナー」
開催日:2026年10月14日(水) 開場 12:00/開始 12:15/終了 13:15予定
会場:丸ビル1階 マルキューブ(東京都千代田区丸の内2-4-1)
参加方法:事前申込不要 ※座席には限りあり
「思い出投資」の使い道1位は「旅行」
今回、旅が大きなテーマになっている背景には、60代・70代の男女1,000人を対象に行われた調査結果もある。
過去1年間に、思い出に残る体験や出来事のためにお金を使った先を尋ねたところ、1位となったのは「旅行」で59.8%。続いて「家族との時間」が41.3%、「外食・グルメ」が32.5%となった。また、好きな旅行の移動手段を聞いた調査では、「鉄道」が54.2%で1位となった。
「思い出投資」の使い道として旅行が最も多く、移動手段では鉄道がトップ。JR東日本の「大人の休日倶楽部」と旅をテーマにしたイベントを開催する背景とも重なる結果となっている。
思い出の多さと幸福度にも違い
思い出と幸福度の関係についても、興味深い結果が出ている。人生の中で思い出が「たくさんある」と答えた人の平均幸福度は7.12。一方、「まったくない」と回答した人は3.32で、約2.14倍の差が見られた。さらに、思い出を普段から振り返る人は、振り返らない人と比べて幸福度が約1.3倍高く、「思い出投資」をしている人も、していない人より約1.2倍高かった。
さらに、スマートフォンに保存されている写真の枚数と幸福度を比較した調査では、写真が100枚未満の人の平均幸福度が5.57だったのに対し、1,000枚以上ある人では6.75となり、約1.21倍の差が見られた。
旅行先で撮った風景や、家族・友人との何気ない一枚など、写真はそのときの出来事を振り返るきっかけにもなる。もちろん、写真の枚数そのものが幸福度を決めるわけではないが、思い出の多さや、それを形として残していることと幸福度との間に違いが見られた点は、今回の「思い出投資」というテーマともつながる結果といえそうだ。
約半数が「もっと旅行や体験をしておけばよかった」と回答
一方で、「若いうちからお金を使って旅行やさまざまな体験をしておけばよかった」と後悔することがある人は50.6%にのぼった。
さらに、そう思いながらも旅行や体験にお金を使えずにいる期間は平均約7年。思い出投資として旅行に使いたい金額は平均約30万円という結果も出ている。
「いつか行こう」「いつかやってみよう」と思っていても、その“いつか”を決めるのは意外と難しい。
将来への備えを大切にしながらも、自分にとって価値のある体験にはどのくらいお金を使いたいのか。あらかじめ考えておくことも、ひとつの方法なのかもしれない。
<調査概要>
調査手法:インターネット調査(調査会社のアンケートモニターを利用)
調査地域:全国
調査対象:60〜79歳の男女
サンプル数:1,000人
割付:性年代5歳刻み均等回収(各250サンプル×4セル)
設問数:25問
実査日:2026年8月21日(金)〜8月22日(土)
除外業種:金融・広告・宣伝・マーケティング・コンサルティング・調査業従事者
将来に備えながら、今だからできることにも目を向ける
資産を増やし、将来に備えることは大切だ。一方で、その資産を使ってどのような時間を過ごしたいのかまで考えてみると、お金との向き合い方も少し変わってくる。行ってみたかった場所を訪れることや、大切な人とゆっくり時間を過ごすこと。そうした体験は、その場限りではなく、あとから振り返ることのできる思い出として残っていく。
「資産運用」と「旅」という2つの視点からお金の使い方を考える今回のセミナーは、将来への安心だけでなく、これからどんな時間を過ごしたいのかにも目を向けるきっかけになりそうだ。