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まず「結婚式までにダイエットをする予定ですか?」という問いに対し、91.8%が「はい」と回答。実に9割以上のプレ花嫁が何らかの形でダイエットに取り組む意向を示している。この数字は、結婚式という非日常のイベントに対して、どれほどの準備と自己投資が行われているかを如実に物語っている。
さらに、「いつからダイエットを始める予定か」という質問では、「4〜6か月前から」が最多の39.7%で、「2〜3か月前から」(24.6%)がそれに続いた。短期的な急激な減量よりも、計画的かつ無理のないペースで体づくりを進めたいという姿勢がうかがえる。
目標とする体重の減少幅については、「4〜6kg」が54.9%と過半数を占めた。健康的に取り組みつつも、見た目の変化をしっかり実感できるラインがこのあたりなのだろう。加えて「10kg以上」とする回答も18.4%あり、理想の体型に向けて強い意志を持つ層の存在もうかがえる。
注目すべきは、「どの部位が気になるか」という問いに対して、「お腹(67.7%)」「二の腕(61.4%)」「太もも(46.3%)」と回答が集中している点だ。ウェディングドレスは特に上半身のラインが強調されるため、視線が集まりやすいパーツに重点を置く傾向が強いといえる。
プレ花嫁たちがダイエットにおいて重視する点として最も多かったのは「ドレスをきれいに着こなせるようになること(62.6%)」である。ついで「ボディラインを引き締めること(43.1%)」「健康的に痩せること(41.1%)」という結果が並んだ。
注目すべきは、見た目の美しさとともに「健康的であること」「無理なく継続できること」が重視されている点である。「リバウンドしにくさ(47.8%)」「継続しやすさ(41.4%)」「安全性(38.6%)」といった回答からも、ただ痩せるだけではなく、持続的な体型維持を意識していることが見て取れる。
今回の調査では、医療痩身に「とても興味がある(31.9%)」「やや興味がある(50.5%)」と、合わせて8割以上が関心を持っていることも明らかになった。一般的な運動や食事制限では難しい部位へのアプローチや、短期間での効果が期待できることが、医療痩身の魅力として受け入れられている。
実際に医療痩身を受けたいと考えている部位としては、「二の腕(55.9%)」「お腹(53.6%)」「太もも(43.1%)」が上位を占めており、「気になる部位」と完全に一致している。ドレスを美しく着ることを第一に考えた選択と言えるだろう。
一方で、不安要素としては「副作用のリスク(37.0%)」「痛みや不快感(36.9%)」「本当に効果があるか(35.5%)」といった回答が目立った。医療行為である以上、信頼できるクリニックを選ぶことが極めて重要であり、安全管理や医師のサポート、アフターケアの体制が選定の決め手となるだろう。
【調査概要】
「結婚式前のダイエット」に関する調査
調査期間:2025年4月10日(木)~2025年4月14日(月)
調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
調査人数:1,000人
調査対象:調査回答時に結婚式前のプレ花嫁と回答したモニター
調査元:株式会社エミナルクリニック
モニター提供元:PRIZMAリサーチ
プレ花嫁たちの「結婚式に向けてもっと美しくなりたい」という思いは、想像以上に強く、そして具体的であることに驚かされた。見た目の変化に目が行きがちだが、今回の調査からは“健康的に引き締めたい”という姿勢や、“式後も体型を維持したい”という長期的な視野も読み取れる。これは、単なる美容の話ではなく、人生の節目を迎える心構えの表れともいえるだろう。
また、医療痩身への関心が高まっている背景には、「確実に」「効率的に」成果を得たいという合理的なニーズがある。ただ、そこで忘れてはならないのが「安全性」だ。華やかな式の裏側には、真剣に自分自身と向き合い、努力を重ねる花嫁たちの姿がある。だからこそ、信頼できるパートナーとしてのクリニックの存在は、今後ますます重要性を増していくだろう。
プレ花嫁のダイエットは、単なる“痩せる”ことではない。自信と覚悟をまとって、大切な一日を迎えるための“心と体の準備”なのだと、改めて感じさせられた。