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この度、同社から2月9日にリニューアル発売される「AJINOMOTOギョーザ」は「“キレイに焼ける”で“感動ループ”」を合言葉とし、焼きあがった餃子をフライパンからはがす際の“張り付き”がさらに改善された。発売以来50年以上「ギョーザ」としてきた商品名を「AJINOMOTOギョーザ」としているのも大きな変更点で、新パッケージの中心には「AJINOMOTO」のロゴが大きくあしらわれ、競合商品も数ある中、視認性でも自社のフラッグシップを訴求しようという同社の意気込みを強く感じさせる。
それでは、実際にリニューアルされた商品を使って焼き体験にチャレンジ!
各テーブルに用意された調理器具は、家庭などで使い古された中古のフライパンとカセットコンロのみ。テフロン加工がはがれたような歴戦のフライパンでも綺麗な羽根つき餃子が焼き上がるか……というのが今回の体験の肝である。
水も油もいらないというのが、いまや当たり前の「AJINOMOTOギョーザ」のすごいところだ。「餃子を並べたフライパンを火にかけてフタをする」「中火で約5分蒸し焼きにしてフタを取る」「水気を飛ばして羽根に色が付くまで焼く」という3ステップも従来品のままで簡単に調理ができる。
そんな感じに普段から包丁を握らないような人でも失敗しようがなさそうな楽チンアイテムなのだが、ひとつだけ“難関”となるのはフライパンから餃子を剥がす行程だ。羽根つき餃子を完成させるためには、こんがりと羽根の膜を作った餃子に皿をかぶせ、フライパンをひっくり返してはがさなければならない。綺麗にはがれれば天国、逆にベロっとはがれた皮をフライパンに持っていかれたりでもしたらテンションはダダ下がり…。これを読んでいる人の中には実際に下の例(従来品を使い会場で調理された失敗例)のように、ここの仕上げで「やっちまった(泣)」という残念な経験があるという人は少なくないだろう。
そうした声に応えて新たな「AJINOMOTOギョーザ」では羽根の素をリニューアル。フライパンと餃子の間にできる油膜に変更を加えることで、消費者から届けられた3500個以上の中古フライパンに対して「12個すべてが綺麗にはがれた」という数値を従来品の26%から54%へ2倍以上に高めているのである。
そしてあっという間に時間が過ぎ、十分に焼き上がったことを確認して、ついに我々のテーブルにはがしの瞬間がやってきた。同席者の中から一人が代表し、皿とフライパンの持ち手を手に取る。
チャンスは一度きりという緊張感と本当にこんな使い古しのフライパンで綺麗にはがれるのかという疑念。そして味の素さんのスタッフも見守る中で失敗なぞできないというプレッシャー(笑)。そんな複雑な感情が表情に滲む中、見ている側にも「大丈夫か!?」という不安と「頼んだぞ!」という応援の気持ちが入り混じる。
そして、いざ……、
この美しい羽根の仕上がりを見ていただけば無駄な説明は必要なかろう。「やったー!」という喜びの声とともにチャレンジは大成功。そして、できあがった焼きたて餃子を頬張り、パリッパリの羽根とジューシーな食感ある安定のおいしさに誰もが顔をほころばせる。
なお、周りのテーブルも皆一回のチャレンジで綺麗な焼き上がりに成功した様子。ひっくり返したフライパンからこんがり焼き目が表れるたび、各所で「おぉ〜」という感嘆の声が上がり、まさに餃子をきっかけに“感動ループ”が生まれていた。
焼き体験で大いに盛り上がった発表会の中、同社を代表して挨拶に立った寺本博之社長は、新規プレーヤーの登場などで年々競争が厳しくなっている冷凍食品市場について「この競争の中でマーケットをさらに活性化し、一方で生活者の皆さんによろこんでいただくために『味の素グループだからこそできること』にフォーカスしていきたい」と述べ、自社の強みとして「ブランド力」と「技術力」の2点をアピール。その上で「我々は餃子を通じて消費者の皆様にウェルビーイングを感じていただけると信じている」と話し、餃子を綺麗に焼く体験から感動ループが生まれる今回の焼き体験会のような機会を設けていく意義を述べた。
リニューアルされた「AJINOMOTOギョーザ」は“2月9日に発売。ぜひ自宅のフライパンで、“史上最高キレイに焼ける”羽根つき餃子体験をお試しあれ。
【「AJINOMOTOギョーザ」ブランドサイト】
https://www.ffa.ajinomoto.com/gyoza