- 週間ランキング
画面に収まらないほどステージに並んだファイナリストたち。この中から世界大会への切符を手に入れるのは?
バブル期に青春時代を過ごした記者にとって、ミスコンは当たり前に行われていたイベントだった。あれから30余年。徐々にではあるが時代は変わったようだ。だが、それは単純に年齢や外見の垣根を取り払ったわけではない。見た目だけでなく、人間としての中身の美しさも伴わなければ箸にも棒にもかからない、より厳しい時代になったように記者は感じた。とくに「ミセスユニバースジャパン」は主催のベリッシマジャパン株式会社の号令のもとでファイナリストが定期的に集まって社会貢献活動に参加することから、普段からその人間性もあからさまになる。どんな人間なのか、上っ面だけなのかが見えてしまい、それが審査結果を左右する。だから、そんな試練を乗り越えてこのステージに立てた人は、たとえ受賞できなかったとしても美しい人なのだ。そして、このようなコンテストが行われるようになったこの世界は、まだまだ捨てたもんじゃないなと強く思わされた。