- 週間ランキング
まもなく創業100周年を迎える三浦屋は、1924年に煮豆屋として誕生。1953年より70年にわたり学校や病院、官公庁へ集団給食用食材の提供もしてきた。その歴史から上質で安⼼・安全な食材にこだわり続けてきた。現在は首都圏に7店舗を展開。「ちょっといいもの美味しさ“再発見”」をコンセプトに、毎⽇の食卓を彩る高品質な生鮮食品や⼀般食品、こだわりのプライベートブランド商品とともに、日本各地に根付くユニークな食品をバイヤーが厳選している。
三浦屋では、20年近く前から島根県の魅力ある絶品グルメに注⽬し、毎年「島根フェア」を開催。島根県の魅力を広く周知してきた活動が認められ、島根県の丸山達也知事も三浦屋本社を訪ねたほど「島根フェア」は三浦屋の独自コンテンツとして成長。年間売上の上位を争う人気のフェアだ。近年では、島根の隣県である鳥取県とも縁があり、バイヤーが現地で出会ったグルメの中から島根県・鳥取県の絶品グルメを厳選。今年は商品数を増やし、希少な商品も取り揃えて「山陰フェア」を開催する。
開催期間:2023年11月2日(木)〜11月11日(土)まで
出雲大社のふもとにある創業150年の歴史をもつ坂根屋。「宿禰餅」は求肥を柔らかく練り上げた坂根屋の代表銘菓。相撲の始祖“野見宿禰”にちなんで作られたことから、箱の蓋が土俵になっていて、紙の力士を戦わせる“トントン相撲”ができ、食べた後も楽しめる。「出雲ぜんざい」と「大黒どら焼き」「出雲大納言粒あん」には、粒が大きく濃厚な味わいの出雲産大納言小豆を使用。上品な甘さで、小豆の風味・旨味を存分に楽しむことができる。
「薄小倉」は三日間秘伝の密に漬け込んだ大粒の大納言を丁寧に炊き上げた逸品。そのまま食べてももちろん美味しいのだが、ご主人曰く、凍らせて半解凍で食べると、外パリッ!中の小豆はサクサクとしてこれもまた美味しいのだとか。是非食べ比べてみたい。「紅もゆる」は甘味の強いさつまいも“紅はるか”の餡が絶品!素材の甘味を最大限引き出した秋の人気商品。
奥出雲・仁多地方で収穫された最良のもち米を使った独自製法の求肥はふっくら上品な味わい。
「紫蘇入り健康番茶」は紫蘇がほのかに香り、とても爽やかな飲み口。
“紅はるか”を皮までまるごと丁寧に焙煎してつくられているので、食物繊維やポリフェノールなど栄養素が豊富。やきいもの風味が口に広がり、ほんのり甘くて、子どもにも喜ばれそうな優しい味。デザート・甘味との相性も抜群!さつまいも好きには是非試してほしい。
いちじくの名産地・島根県多伎町の中でも、特に美味しくて希少とされる“蓬莱柿”を使った半生の干しいちじく。噛んだ瞬間のねっとり感と中のプチプチの二つの食感が楽しく、優しい甘酸っぱさでいちじくの旨味を感じられる逸品。
この他にもバイヤーが厳選した山陰のグルメが揃っていて、他のご当地フェアではお目にかかれないものも。オリジナリティあふれる「山陰フェア」に是非足を運んでみて欲しい。
これまでに三浦屋が、⽣産者との信頼関係やバイヤーの⽬利きの⼒で取り揃えた商品はおよそ5万種類。それは店頭の品揃えの豊富さに反映されている。今回は飯田橋にある「三浦屋 飯田橋ラムラ店」にお邪魔したのだが、とにかく品数が多い!見たことのない商品も多く、こだわりの詰まった品揃えで、見て回るだけでもとにかく楽しい。そんなこだわりのスーパー「三浦屋」のおすすめ商品をいくつか紹介しよう。
「出雲国三處郷 仁多米こしひかり」は、知る人ぞ知る高品質なブランド米“仁多米”の中でも、出雲国風土記にも書かれ、1300年前から最上のお米が採れるとされる“三處郷”で作られた極上のこしひかり。しっかりとした味があり、和食との相性が抜群。また冷めても美味しい。今回おにぎりで試食。ほどけがよく、粒立ちのいいご飯で、噛むたびに口の中に旨味が広がる。食感も味も楽しめる。「何度でもかけたくなるビストロ秘伝のドレッシング」は2年以上開発に費やしたという。このドレッシング、とにかく美味い!野菜の旨味やアンチョビ、アーモンドなど複雑で深い味わいは、何度でも、そして何にでもかけたくなる。野菜だけではもったいない。お肉でも、シーフードでも間違いなく合いそうだ。しかも納豆ご飯にかけても美味しいというから驚きだ。筆者はもちろん購入して帰った。
世界最高峰とも言われるカンボジア産で、海に面したミネラルたっぷりの土壌で育った絶品の胡椒をそのまま生で塩漬けしてある。辛さは控えめで、旨味と清涼感が口に広がる。そのまま食べても本当に美味い!料理に乗せると、主張せずに料理の風味を最大限引き立ててくれる。プチっとした食感も楽しい。今回は牛肉と一緒に試食したが、冷奴や卵かけご飯に合わせても美味しいのだとか。是非試してみたい!と思ったのだが、人気商品のため、この日は残念ながら売り切れで購入できず。
インド洋に浮かぶ小さな島クリスマス島で、何も加えず煮詰めず、太陽の日差しと海風だけで作られた完全天日海水塩。なんとも優しい味わいで、料理の味を引き立ててくれること間違いなしだ。
新潟県産のもち米2種を使い、特製マヨネーズをたっぷりかけてカリッカリッに仕上げた絶品おかき。煎餅自体が本当に美味しいからこそ出せる美味しさ!とバイヤー大絶賛。とにかく食べだしたら止まらない!複数買うことをおススメ!
より自然に近い環境で愛情をたっぷり注いで産まれたこだわりのたまご。全国の美味しい卵を色々取り扱ったが、お客様はここに必ず戻ってしまうという三浦屋のロングセラー商品。
アーモンドのサクサク食感と香ばしい味わいでご飯のお供にピッタリ!また鯛やヒラメ、マグロなどカルパッチョ風にトッピングするのも絶品だそう。新しく「トリュフ風味」も登場!こちらは卵かけご飯によく合うのだとか。
三浦屋は和の食材やお酒にも力を入れている。最近は家庭で出汁からとることも少なくなってきているが、そういう食材も三浦屋ではよく出るのだとか。またお酒のコーナーの50%をワインが占める。最近は赤や白だけではなく、ロゼとオレンジの棚も。多様化した食生活に合わせ、食材や料理とのマッチングを考えて品揃えしているそう。
今回、本当に様々な商品を紹介してもらったが、どれも料理や味の幅が広がり、食卓を豊かにしてくれる品ばかりだと感じた。三浦屋のためだけに作ってもらった商品などもあり、製法から質も味もこだわったオリジナル商品はここでしか手に入らない。決して安くないものもあるが、家の食事がグレードアップすることは間違いない。ちょっとした贅沢を味わうことができて、家での食事が格段に楽しくなりそうだ。また、百貨店ではやらないオリジナリティ溢れる物産展も魅力だ。見て楽しい!そして食卓を豊かに彩ってくれる「三浦屋」。是非ワクワクする食の世界を体験してみては。
株式会社三浦屋:https://miuraya.com/