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会場入ってすぐのフォトスポットでは、ベトナムの獅子舞がお出迎え。
会場内は多くの人で賑わった。
飲食系の出店の大半でバインミーが売られていた。普通、お祭りの出店で売られる食べ物は割高なものが多いが、「シンチャオ!さいたま」ではかなり格安。オーソドックスな具のバインミーは500円代で売られていた。
サイゴン・ブルワリー 333 バーバーバーと唐揚げバインミー。
サトウキビ4本を目の前で搾って作る、大人気のサトウキビ生搾りジュース。
今回のフェスのために建てられた、昔のベトナムの家。
中に入ると、当時のベトナムの一般家庭の暮らしぶりが再現されていた。
メインステージではコンサートやタレントコンテストが行われた。
フォーと揚げ春巻き。
ベトナムの伝統的なスポーツ「ダーカウ」。ベトナム人はダーカウ好きで、これを目当てにフェスに来た人もいるとか。
今回のフェスで初めてベトナムの文化に触れた記者だが、フレンドリーで物腰の柔らかい国民性に驚かされた。出店では順番を守って行儀よく並ぶし、大声をあげて騒ぐ人もいない。そして、お客さんのために可能な限り売値を抑えて提供するところにも共感を感じた。また、さいたま新都心駅前けやきひろばという場所の選択も、フェス成功の大きな要因のひとつかもしれない。というのも、これだけの人手なのにごった返している感じはなく、比較的にゆったりと歩いて見て回ることができたから。初回となる今回は、3日間で約10万人が来場したそう。東京からもそんなに遠くないこの場所で、来年もベトナムフェスが開催されることを祈りたい。