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そもそも鯖寿司とは、江戸時代に京都で誕生したと言われており、鯖を用いて作られる棒寿司の一種。江戸時代より京都の葵祭や祇園祭に欠かせない御馳走だった。若狭方面でとれた鯖に一塩をして、飛脚が一昼夜かけて京まで運ぶと、ちょうどよい塩加減になることから、いつしか都人の間でこれらの輸送に用いられたルートをとりわけ「鯖の道」あるいは「塩鯖の道」と呼ぶようになったと考えられている。
その街道沿いの滋賀県高島市朽木村に本店がある「鯖寿司まる姫」。その「鯖寿司まる姫」の人気メニューを紹介しよう。
焼きさばは脂が多く大きな鯖が必要なため、一年中安定しているノルウェー産の鯖を使用。創業から約30年以上継ぎ足しされてきた、その秘伝のタレはマルロク醤油をベースにした甘ダレで焼きさばとの相性も抜群。店内で毎日焼いた鯖を秘伝の甘ダレにじっくり漬け込み、生姜とゴマを挟んだ焼きさば寿司。
生さばは、季節など時期に応じて日本各地の大きな鯖とまる姫特製醸造酢を使用した酢飯に生姜と白板昆布をひき、鯖の旨味を引き出した逸品。
東洋と西洋の境界でもあるトルコ(イスタンブール)で生まれたボリュームたっぷりのサンドウィッチ。
まる姫専用のパンに焼きたての鯖を挟み、マスタードが効いた特製マヨネーズと生レモンの風味がマッチした絶品の一品だ。
そして鯖寿司にも負けないくらい追求した「鯖寿司まる姫」のおはぎにも注目。
「おはぎというと個性的な味は出せないが、優しい味をイメージしている」と話す鯖寿司まる姫の小川社長。「白砂糖を使うとただ甘くなってしまい旨味が感じられないため、高級和菓子では欠かせない和三盆を使用。沖縄や奄美の黒砂糖を併用することで後味にもこだわっている。そして、“粒あん”と“こしあん”ではもち米の潰し方を変えることで食感を楽しめるようにしている。」と小川社長はこだわりのおはぎについて話した。
厳選された最高級の原料やタレ、そして独自の技術を駆使して商品追求し続ける「鯖寿司まる姫」。東京でも美味しい鯖寿司やおはぎを食べたいという方はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
【店舗概要】
店名:鯖寿司まる姫 新富店
住所:〒104-0041 東京都中央区新富2丁目1-1
電話番号:03-6228-3314
営業時間:平日・土曜日11:00〜19:00 (日曜日・祭日休み)
URL:https://maruhime.jp/index.html