富山県射水市の石甚が自家焙煎コーヒーブランド「I2 coffee」を販売開始
I2 coffeeは、住宅部材の加工・販売を手がける石甚が、中途採用社員の焙煎経験を活かして立ち上げた自家焙煎コーヒーブランドです。
事業多角化の新たな挑戦
石甚は、住宅市場の環境変化や新設住宅着工戸数の減少といった背景を受け、本業を大切にしながら新たな収益の柱となる事業を模索していました。中小企業を取り巻く経営環境が変化する中で同社が着目したのは、外部から技術を導入するだけでなく、社内に眠る社員の経験を新規事業へ活用することです。コーヒーの焙煎経験を持つ社員が入社したことを機に、豆の選定から自社焙煎までを行うコーヒー事業が誕生しました。
社員の経験から生まれたI2 coffee
2026年7月に販売を開始したI2 coffeeは、商品化に先立ち社員が試飲を行い、好評を得たことで本格展開へつながりました。販売開始後、月間売上は初月比約13倍に伸長しています。ブランド名は、石甚(ISHIJIN)と射水市(IMIZU)の頭文字である「I」を掛け合わせ、価値を二乗させるという願いが込められています。住宅部材のものづくりで培った「素材の価値を引き出す」という考え方をコーヒーにも応用し、日常に寄り添う一杯を全国の消費者へ届けています。
今後の展開と地域とのつながり
I2 coffeeは現在、ネット販売を中心に展開しており、今後は富山県内や射水市周辺の地域イベントへの参加も予定しています。また、顧客から要望のあった定期便を含め、日常的に楽しめる商品展開や販売方法を検討中です。石甚は今後も本業である住宅部材事業を軸としつつ、社員一人ひとりの経験や技術を活かした新たな事業の可能性を広げていきます。
関連リンク
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/jouhouka/sosei_jouhouka_tk4_000002.html