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創業1688年、長い歴史をもつ光武酒造場が手がける「北斗の拳」コラボシリーズ。2019年に発売開始するや大人気となり、累計出荷本数100万本を誇る焼酎です。同シリーズは、酒業界でも評価の高い「魔界への誘い」をベースとし、キャラクターに合わせた味わいの芋焼酎を使用。中身も各キャラクターのボトルデザインに負けない、インパクトと美味しさを持っています。
そんな、「北斗の拳」のコラボ焼酎に新たなラインナップが登場。今回は光武酒造場の中でも随一の北斗の拳ファンの山本さんに直接お話を聞いてみました。
光武酒造場・山本さん
山下
「北斗の拳」コラボ焼酎、けっこういろんな居酒屋さんで見ることがあります。お酒好きの間でも、定着してきた感じがある人気のシリーズですよね。光武社長
そう言っていただけて、大変ありがたいです!元々は、「北斗の拳」のアニメ作画監督を務めた和田さんが「魔界への誘い」を愛飲してくださっていたことから始まったこのコラボ。「北斗の拳」と「魔界への誘い」どちらも世紀末のイメージと合いそうだということで、製造をスタートして早くも今回で第三弾になりました。山下
「北斗の拳」って僕らの世代だとリアルタイムではなくて......。あまり世界観がわからないんですけど、どういう物語なんですか??光武酒造場・山本さん
確かに、若い世代の方はパチスロとかのイメージが強いかもしれないですよね(笑)物語の舞台は、核戦争後の世界。文明や人の秩序が失われるなかで、争いが絶えないまさに「世紀末的な」世界で繰り広げられるバトル・アクションといった感じの物語ですかね。主人公のケンシロウをはじめ、出てくるキャラクターがかっこよくて、全体的にハードボイルドな感じがたまらないんですよ!山下
なるほど、世紀末という物語の背景と「魔界への誘い」のイメージがマッチするというのはそういうことなんですね。山本さんは「北斗の拳」の大ファンとお伺いしています。光武酒造場・山本さん
はい、私は連載時から読んでいた大ファンですね!大学生くらいの頃なので週刊誌の漫画を読むにしては少し遅いかもしれないんですけど、80年代は「ジャンプ」が社会現象になるほど売れていたので。電車の中では男の子がみんなジャンプを読んでいると行っても過言じゃなかったんですよ。北斗の拳は連載が始まった時、「この漫画本当に絵が綺麗だなぁ」ということで、自然と目に留まったんです。そこから読んでいるうちにドハマリしちゃって...(笑)
山下
すごい!ジャンプがそんなに流行っていた時代だったんだ!!山本さんが考える「北斗の拳」の魅力って、どんな部分なんですか?光武酒造場・山本さん
まずは、さっき言ったような絵の綺麗さ。髪の毛1本までがしっかり描かれている細かい描写は魅力の1つですよね。さらに、当時の世相を映すかのような世界観。当時はノストラダムスの大予言が噂されていたり、2000年に向かっていくまさに世紀末の時代。その時代背景が物語のストーリーと見事にマッチしているんですよ。あと、個人的にカンフーなど拳術にハマっていたんですけど、「北斗の拳」の物語の肝となってくる部分も拳術なんです。単純に主人公のケンシロウがかっこいいし、男として憧れる存在だなぁと思っていました。ハードボイルドで本当にかっこいいんですよ!(笑)
山下
「北斗の拳」への愛情が凄まじい(笑)ちなみに、山本さんが好きなキャラクターは...?光武酒造場・山本さん
ラオウですね!北斗神拳四兄弟と呼ばれている、ケンシロウの一家の長男でとにかく圧倒的に強いし、ガタイがいいし存在感がピカイチ。芸能界やスポーツ界にもファンが多くて、相撲界では稀勢の里がラオウの化粧廻しで土俵入りしたこともありますよね。あとプロ野球のオリックス杉本選手もラオウファンで、あだ名が「ラオウ」。ホームランを打った後に、ラオウのお決まりポーズをやるのが話題になっていましたね!!あと......
山下
北斗トークが止まらなそうなので、ココらへんまでにして焼酎の話に移りましょうか(笑)光武酒造場・山本さん
そうですね(笑)山下
今回のコラボ焼酎で描かれている2人のキャラクターについて教えて下さい。光武酒造場・山本さん
はい。今回の2種類は、ストーリー内でも人気のあるキャラクター、ジャギとレイです。光武酒造場・山本さん
ジャギは北斗神拳四兄弟の三男で、凶悪なキャラクター。いわゆる悪役、ヒールのキャラクターですね。北斗神拳を使いこなすだけでなく南斗聖拳も使いこなす実力者なんです。山下
ん?主人公の兄弟なのに悪役なんですか?光武酒造場・山本さん
すごく端的に言うと、兄弟の中で「北斗神拳」を誰が継承するかが物語のポイントになってくるんですが、ケンシロウが正当な後継者となることで、他の兄弟たちが彼を逆恨みするんですよね。ジャギに関しては、継承者がケンシロウと決まった際にケンシロウを襲撃して返り討ちにあってしまい、顔がグチャグチャになったためマスクをしているんです。まぁ、漫画の中では序盤の時点ですぐ倒されちゃうんですけどね(笑)
そんなジャギの「極悪」さを焼酎で表現しました。
山下
なるほど、具体的にはどのような味わいなんですか?光武酒造場・山本さん
ジャギの極悪さ、凶暴さを表現するために芋を100%使用した「全量芋仕込み」という製法で造られたお酒です。芋と芋麹を使うことで、あえて芋の香りを残すような香り、味わいが特徴。芳醇な香りと、狂暴なまでの重厚で深い味わいはまさにジャギのような「極悪」といった味わいですね(笑)鹿児島の芋焼酎は、お湯割りなどで楽しまれることも多いですが、この焼酎はすっきりとしているので水割り・ロックで楽しむのがおすすめです。
山下
キャラクターごとに焼酎の味わいを変化させているのも面白いですね!ちなみに、ボトルに書いてある名言「おれの名を言ってみろ!!」はどういうシーンで使う言葉なんですか?光武酒造場・山本さん
ジャギは、ケンシロウと同じく胸に7つの傷を刻むことで、悪事を働く際にケンシロウを詐称していたんですよね。襲った人に対して、胸の傷を見せて悪そうな顔で......光武酒造場・山本さん
「おれの名を言ってみろ!!」と言うんです。こうすることによって、自分の力を誇示することに加えてケンシロウの評価を下げようとしているわけですよ!実世界でこんなセリフを言ったら、相手に嫌われるんで注意してくださいね(笑)
山下
使い方のレクチャーまで、ありがとうございます(笑)光武酒造場・山本さん
一方のレイは、ケンシロウの兄弟ではなく南斗六聖拳の1人。さらわれた妹を探す中で、「胸に7つの傷がある男」が犯人だと知り、ケンシロウを疑うんですが実際には、ジャギが犯人なんですよね。山下
なるほど、そこでジャギとレイもつながるわけだ...。光武酒造場・山本さん
結果的に、ケンシロウが妹を救ってくれたのでレイはケンシロウに恩義を感じているんです。作品中ではケンシロウとレイは良き友人、親友として描かれています。そんな、彼らの友情を芋焼酎で表現したのが今回の「てめえらの血は何色だ」です。
まず、焼酎に使われている芋「黄金千貫」は、ケンシロウのコラボ焼酎と同じもの。そして、2人の熱いたぎるような友情をイメージして今回は焼き芋焼酎に仕上げました。
山下
ケンシロウとの友情を表現するために同じ芋、さらに熱い想いだから焼き芋焼酎とは、なかなか気の利いた演出ですね!光武酒造場・山本さん
味わいも焼き芋焼酎らしく香ばしく、その独特な甘みがくせになります!ロックや水割りはもちろんのこと、お湯割りにすることで甘みや旨味がより引き立つので、寒い季節にはぜひお湯割りでも飲んでみてほしいですね。山下
ちなみに......。「てめえらの血は何色だ」はどんなシーンで使われるんでしょうか?光武酒造場・山本さん
これは、レイが怒りをあらわにした際に放った言葉。ラオウが率いる拳王軍に捕まった、リンという女の子のキャラクターが軍の兵士に痛めつけられている姿を目にしたレイは、その兵士たちに向かって......光武酒造場・山本さん
「てめえらの血は何色だ!!」と叫ぶわけです。まるで人間の所業だとは思えない、酷い仕打ちをしていた兵士たちに対して「お前らはそれでも人間なのか?」と怒りを表明しているんですよね。
これは、仲の良い友だちにイタズラされたときとかに使ってみると良いかもしれません(笑)
山下
わかりやすい解説、ありがとうございます(笑)光武酒造場・山本さん
いずれの焼酎も、芋とはいえ癖が強すぎないので食事との相性も抜群。水割りやソーダ割りにすれば、食中酒としてもピッタリです!また「北斗の拳」コラボ焼酎シリーズ全てに共通する点なのですが、本当にボトルデザインが美しいんですよね。原作同様、髪の毛1本までを繊細に表現していますし、シールではなくボトルに直接刻んであるので、長期間保管もできます。
北斗の拳ファンの方は味わいはもちろんのこと、ボトルコレクションとしても楽しんでいただけると思います。
往年のファンの方々が、この焼酎を飲みながら「北斗の拳」談義に花を咲かせてくれることを楽しみにしています!
「北斗の拳」への愛が強い、担当の山本さんも大絶賛する今回のコラボ焼酎。2022年2月1日より順次出荷が開始となり、それぞれ限定30,000本の生産となっています。
焼酎ファン、北斗の拳ファンは品切れにならないうちにチェックしてみてくださいね!
※提供:合資会社光武酒造場
The post 北斗の拳マニアが語る!新しい「北斗の拳」コラボ焼酎の魅力とは? first appeared on nomooo.