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2023年9月2日、富士スピードウェイホテル内にある炉端焼きレストラン「Robata OYAMA」にて開催された磯自慢メーカーズディナー。
富士スピードウェイホテル総料理長石井順が手掛けるスペシャルコース「静岡の食材にこだわった炉端料理」と、静岡県を代表する「磯自慢酒造」とのメーカーズディナーとのことで、ここでしか味わえないペアリングを体験することができました。
静岡県焼津市に蔵を構えており、創業は天保元年(1830年)と老舗の酒蔵。磯自慢酒造の「磯自慢」は桃やメロン、バナナのようなフルーティーで自然な香りと、酸が少なく奥深い味わいが特徴。静岡の地酒としてだけではなく、日本を代表とする日本酒として名を馳せています。
今回のメーカーズディナーが開催されたのは、富士スピードウェイホテル内にある炉端焼きレストラン「Robata OYAMA」。地元の特産や県産食材をふんだんに使用し、静岡県の食材が奏でる日本食の新たな一面を楽しむことができる、スタイリッシュな炉端焼きレストランです。
「食事と共にワイングラスで楽しむ日本のお茶」として新たな提案をしている、1907年創業「丸七製茶」のボトリングティーを楽しむことができる、ティーペアリングも体験することができます。
まず1杯目にいただいたのは大吟醸28ノビルメンテ。山田錦を28%まで精白、フルーティーで透明感のある日本酒を、飲み口広めのグラスで、柔らかな香りを楽しみながらいただきます。
合わせていただいたのは、「蝦夷あわび シャインマスカットゼリー キャビア」
そして「無花果天婦羅 岡村牛の生ハム添え サカグチヤの豆腐ソース」
無花果天婦羅は、揚げ出しも一緒にいただきました。
口の中に広がるシャインマスカットや無花果の甘さと爽やかさが、まるでワインのようなフルーティーで華やかな味わいの大吟醸28ノビルメンテと合わさり、それぞれの美味しさがさらに加速されます。
これからのペアリングメニューを想像し、幸せな気分に浸りながら2杯目にいただいたのは大吟醸純米エメラルド。時間が経つにつれ味の深みが増していき、香りもさらにフルーティーになっていく印象がありました。
合わせていただいたのは「地魚の琉球 アメーラトマト きゅうり 山葵」
そしてアカモクも入っており、海の香りを楽しむことができた「春菊 葉葱 揚げさくら海老のサラダ」。
時間の経過とともに香りや味の丸みが変わっていく大吟醸純米エメラルドと、海鮮のうま味をゆっくりと楽しみます。さっぱりとした味付けの料理だったので、より日本酒の変化を楽しむことができました。
続いては純米大吟醸ブルーボトル・常田、精米歩合は40%で、純米大吟醸ブルーボトルとして出しているのは9月発売の「常田」以外にも、7月発売の「古家」と11月発売の「西戸」があり、今回の「常田」は深みのある丸い味わいがありながらも透明感がある、というのが特徴。
合わせていただいたのは「御前崎鰹炭火焼き」、コリアンダーやクミンなどが入っているオリジナルスパイスと一緒にいただきました。
しっかりとした純米大吟醸ブルーボトル・常田と、このオリジナルスパイスを合わせたうま味たっぷりの鰹が合わさることで、お互いのうま味を高め合っているように感じます。
次に「炭火焼き野菜」と一緒に雄町純米大吟醸40をいただきます。
炭火で焼いた茄子に合わせられた味噌が、茄子の甘みをさらに引き立たせ、甘みはありながらも後味がさっぱりなお酒とのマリアージュを楽しむことができました。
そしてメイン料理、ロッシーニをイメージしたという「三島桜家の鰻と静岡育ちフィレ肉」と一緒にお出しいただいたのは、中取り純米大吟醸35アタージョ。「中取り純米大吟醸35」を冷蔵貯蔵でゆっくりと熟成させたもので、後味が緩やかでおだやかな味わいが特徴です。
中取り純米大吟醸35アタージョと一緒にいただくことで、鰻とフィレ肉のうま味がより強調されたように感じました。
次に、洞爺湖サミット夕食会での乾杯酒としても知られる中取り純米大吟醸35と一緒に、「御前崎炙り金目鯛手巻き寿司」をお出しいただきました。
少しキリッとした深みのある日本酒と、金目鯛とお米の甘さが合わさり、まさに静岡の海の幸と、静岡を代表する日本酒を一緒に楽しむことができました。
最後に「静岡県産ほうじ茶と栗のテリーヌ」をいただき、「磯自慢メーカーズディナー」は終了。静岡県を代表する酒と食を堪能し、素晴らしく贅沢なひとときを過ごすことができました。
店舗情報 | |
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ロケーション | 富士スピードウェイホテル 3階 |
営業時間 | 17:00 - 22:00 コースメニューラストオーダー 21:00 アラカルトメニューラストオーダー 21:30 |
電話 | 0550-20-1234 |
予約 | オンライン予約はこちらから |
店舗URL | https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/fuji-speedway-hotel/fswub/dining/robata-oyama |
2022年10月に開業した富士スピードウェイホテル、日本を代表するサーキット「富士スピードウェイ」の目の前にあり、「モータースポーツとホスピタリティーの融合」をコンセプトに掲げている唯一無二のホテルです。
ホテルの1階と2階には富士モータースポーツミュージアムがあったり、24時間営業のジムではプロ仕様のドライビングシミュレーターを無料で体験できたりと、モータースポーツ好きにはたまらない空間。
もちろん、モータースポーツファンでなくても楽しめるようなウエルネス&アクティビティも充実。豊かな自然に囲まれているため、富士山アドベンチャー、ゴルフ、釣り、乗馬体験など、様々なアクティビティを楽しむことができます。
また、お酒好きには嬉しいガイアフロー静岡蒸溜所や、キリンディスティラリー 富士御殿場蒸溜所へ行くことができるウィスキー蒸留所ツアーの用意もあるとのこと。
ホテル内にある「BAR 4563」では、静岡ならではのビールやウイスキーを飲むことができます。ガイアフロー静岡蒸溜所のウイスキー飲み比べや、その時の気分を伝え、自分だけのオリジナルカクテルを作っていただくことも。
今回は「日本種ベースで、金木犀のような甘くて華やかな香りが広がる、食事前にオススメなショートカクテル」と言って作っていただきました。
エルダーフラワーの甘く華やかな味わいに柑橘を加え爽やかさをプラス、夕食前の時間帯だったためアルコール度数は低め、まるでホテルから見える富士山と夕方の太陽のような色合いのカクテルをいただくことができました。
今回「磯自慢メーカーズディナー」が開かれた、静岡の食を存分に味わうことができる炉端焼きレストラン「Robata OYAMA」をはじめ、静岡ならではのお酒やオリジナルカクテルを楽しめるバー「BAR 4563」、そしてお酒好きには嬉しいウィスキー蒸留所ツアーも用意されている富士スピードウェイホテル。
ホテル棟の客室はスタンダード、デラックス、スイートと用意されており、それぞれサーキットビューと富士山ビューがあります。
サーキットビューの客室からは富士スピードウェイを見ることができ、モータースポーツ好きにはたまらない景色。
富士山側の部屋からは雄大な景色を楽しむことができ、時間によって異なる顔を見せる富士山を眺めながら、自分だけの時間を過ごせます。
また、ホテルの離れにあるヴィラでは愛犬との滞在も可能なドッグフレンドリールームもあり、専用のテラスや室内ゲージ、ペットアメニティなどの用意されています。
「車と富士山を楽しめる唯一無二のホテル」である富士スピードウェイホテル、ゆったりとした贅沢な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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