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一年に一度、感謝の気持を伝える「母の日」。「ありがとう」を何かを通して伝えたく、普段行くお店でいつも通り飲んでも良いけど、ちょっと特別感がないなと思い、お店を調べることに。
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いつもと違った特別感、といって思い浮かんだのが「銀座」
銀座といえば思い浮かぶのは「目の前で握ってもらう鮨」「鉄板で焼いてもらうお肉」、我が家の母はお酒が好きなのでお酒にこだわったお店がいいな…
そんな時思い出した「八戸酒造が銀座にお店をオープンしたらしい」という噂。これしかないと思い検索すると出てきました「銀座八仙」、即予約をし当日を待つことに。
お店の扉から特別感が漂います。
店内はカウンターのみ8席、オーナーの杉本さんが笑顔で迎えてくれました。食事は完全コース制、そして出てくるお酒は八戸酒造のお酒のみ、お酒好きにはたまらないですね。
ペアリングは6種類と決まっているようですが、お酒を飲む人には追加で出していただくこともできるのだそう。
はじめにいただいたのは冷やした純米大吟醸。100gもないような軽い、そして繊細なグラスに入れていただきました。飲む際に顎が上にあがることで、より香りを感じるようになっているとのことです。洋梨のようなふんわりと柔らかで華やかな香りが鼻に抜け、まるでワインのようでした。
そしてまずは車海老のスープをいただきました。
その日毎の仕入れにより、コース内容を創作しているとのことなので、時期や季節によっても楽しめそうです。
素敵なグラスで出てきたのは「Hassenblage」、青森県産の4種類の米を調合しているとのことで、それぞれの個性がお互いを引き立てているような綺麗な味わいの日本酒でした。
合わせて出していただいたのがこちら。
ツブ貝、そして芽キャベツ、生あおさのり、そこにビーツのソースがかかっていました。酸味があり、酢の物のよう。綺麗な味わいの日本酒を邪魔しないような、サッパリとした1品でした。
「漁師さんの食中酒」というイメージで作られた1本で、「漁火」という名前そのままだなと思いました。スッキリとした後味で、イカなどにも合うとのことです。
今回はイシダイの昆布締めとタチウオとともに、じっくりいただきました。醤油ではなくすだちや塩で食べることで、お魚の味をしっかり楽しむことができます。
お造りが終わったタイミングでお出しいただいたのが巻いた寿司。手前に赤みがくるようにして渡していただきました。言われた通り2口、3口で食べていくと味の違いが面白く、「ISARIBI」との相性もとても良かったです。
はじめにいただいた純米大吟醸を少し置いておき、常温になった状態でもいただきました。さらに華やかな香りと、味に丸みがでたように思います。温度でも味の印象が違う、これも日本酒の面白さですね。
銀座と新橋の間にある「銀座八仙」、八戸酒造のお酒を思いっきり楽しめました。陸奥八仙だけではなく男山、そしてラベルなしの蔵出し厳選酒、ここでしか飲めないお酒など、日本酒好きにはたまらないものばかり。もちろんお料理もとても美味しいです。
現在、応援購入サービス「Makuake」にて、「銀座八仙」のプロジェクトが2023年6月19日(月)まで実施中ですので、ぜひこの機会に購入してみてはいかがでしょうか?
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この後にもラベルなしの蔵出し厳選酒、銀座八仙でしか飲めないお酒など、日本酒好きにはたまらないものばかり。
こちらは八戸酒造へ行くか、銀座八仙へ行くかでしか飲めないという蔵出し。こういったレアなお酒を飲むことができるのも嬉しいですね。
北三陸で取れた毛ガニ、里芋、クリームを合わせたものをいただきました。豆乳仕立てのあんかけでまとまっており、まるでカニクリームコロッケのような一体感です。甘めでサラリとした日本酒とも相性抜群でした。
たくさん飲める方には色々な種類を出してくださります。現在では幻の米とも呼ばれる「レイメイ」を使用した「レイメイ40 純米大吟醸」もいただきました。
現在販売していないものもあり、お酒が出来上がるまでのストーリーも合わせてお話していただくので、さらに美味しく感じるような気がします。
限定のお酒に合わせたペアリングもお出しいただきました。
少し紹興酒のような風味を感じるので、中華を意識して、というフカヒレ。日本酒と聞くと、和のイメージが強かったためとても新しい体験でした。
その後にいただいたスパークリングワインのような「8000 DRY SPARKLING 2019」はドライな味わいで、食前酒としても良さそうですが、今回は少しずつ楽しめる八寸をいただきました。
色合いも素敵で、ゆっくりとお酒とお料理と楽しむことができ、贅沢な時間が過ぎていきました。特に生干しのくちこがとても美味しく、家に持って帰りたいほどでした。
途中でお出しいただいたからすみは、今まで食べた中で一番の衝撃でした。からすみというと塩っ辛いイメージがあったのですが、こちらは味噌がきいており、また新しい日本酒のお供を知ってしまったと。
その後、こちらの3つも少しずつ試飲。右の「八梅」という梅酒は、南部町で採れた豊後梅を100%使用。梅の甘さはありますが、甘すぎず、酸味もありとても美味しくいただきました。
次のお料理、山形牛に合わせていただいたのはキレがありスッキリと飲めた「陸奥男山 超辛純米」、燗酒にしても楽しめるとのことです。
牛肉には旨味が詰まっており、「最近肉を食べると疲れる」と言っていた母も感動していました。
そして新ジャンルとしてご紹介いただいたのが「8000 BREWING HAZY IPA」、日本酒造りの技術を応用し、米・米麹・ホップを使いて作ったビールテイストのお酒とのことです。飲んでみるとほぼビール、柑橘系の爽やかさもあり、揚げ物などにも合うように感じました。
ほんのりとした甘みがありながら酸味もある「陸奥八仙 貴醸酒」、日本酒を仕込む最後の段階で水の代わりに日本酒を使用して醸すことでできるのが「貴醸酒」。こういった新しい知識が付くのも、カウンターで話しながら飲めるからだと感じました。
少し休憩をして、
最後に出てきたのがこちら。青森県八戸市周辺の郷土料理といえば「いちご煮」
ウニとアワビの吸物「いちご煮」を雑炊風に仕上げてあります。添えてある味噌はオリジナルの八戸南蛮味噌。日本酒を飲んだあとの身体に染みわたります。
また、スピリッツも作っているとのことで、いくつかいただきました。ホップと山椒のスピリッツがとても感動の美味しさで、これからの季節炭酸で割って飲んでも良さそうです。
最後にはデザートもいただきました。最後まで八戸酒造のお酒と、素敵なお食事を味わえる「銀座八仙」、ここでしか味わえない贅沢な空間が広がっていました。
カウンターだからこそ会話が楽しめ、知識も深まる。お店を出た後はすっかり八戸酒造のファンになってしまいました。
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