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大谷さん
私は寿司職人として、和食を教えに4年ほど現地に滞在していたことがあります。現地のレストランオーナーがスペインの様々なビール醸造家と知り合いだった関係で、スペインのビールはよく口にしていました。私が日本で店を構える事になった際、当時の経験を活かして馴染みのあるスペインビールを入れようと考えました。そんな時に出会ったのが、イネディット。
「エル・ブジ」と聞けば、食通の人であれば必ずと言っていいほど知っているワードですし、オンリストすることで必ずや気になる存在となるメニューのフックになると思いました。
大谷さん
実際に飲んでみて、味わいにも魅了されましたね。良い意味で“ビールらしくない”味わいが気に入りました。日本でビールと聞けば1杯目に飲む定番のお酒で、「のどごし」「苦味」といった要素が大切にされると思うのですが、寿司を食べる上ではそこまで必要のない要素です。一方でイネディットは、強い苦味のないすっきりとしたテイスト。寿司や和食の繊細な味付けや、食材本来の味わいを決して邪魔しません。また、口の中を洗い流すというよりもビールを含むことで余韻を楽しめるため、マグロなどの味わいの強い食材との相性もすごく良いと感じます。
大谷さん
また、自分が提供する寿司のスタイルはコースでありながら、1品1品が直球の“攻めた”構成になっています。味の強いもの、少し抑えめのものと、味の抑揚がある中で飲み物でのインパクトを残したくなかったですし、あまりにも飲み物にパンチがあると「食べ疲れ」してしまう恐れがあります。そんな中イネディットはコースのどの料理・ネタのときに飲んでも全てをサポートしてくれる優しい味わい。もちろん、最初の1杯としてもおすすめできますし、ワインなど他の飲み物から途中でビールに切り替えても料理の味を邪魔することなく爽快感を楽しめます。実際に、一度イネディットをオーダーすると2~3杯継続して楽しむお客様が多いですし、好評の声を頂いています。大谷さん
イネディットに合う料理としておすすめできるのが、“出汁が効いた”和食です。味が複合的になった複雑な料理はお酒に合わせるのが難しいですがイネディットのスッと引くような味わいは口の中で旨味を探すことに対して決して邪魔をしない優秀なもの。煮炊き物などと合わせてもその効果を存分に発揮してくれると思いますよ。大谷さん
こちらは一品料理として提供しているおつまみ。貝の旨味、焼きナス味噌の濃厚さ、そしてそれをまとめ上げる桜えびと、1皿の中で複数の味わいが混ざりあった和食らしい繊細さがあります。こういった複数の旨味が混ざりあった料理を口にする時にイネディットを飲むことで、それぞれの食材の旨味をしっかりと口の中で探し出せる。いわば食事のサポート役になってくれます。大谷さん
沖縄産のまぐろを藻塩で味付けした、シンプルなネタです。沖縄のまぐろってあまりイメージがないかもしれませんが、最近は南の方から良いまぐろが入ってきます。魚介の脂の旨味の余韻を楽しむ際イネディットのテイストがぴったりハマりますね。大谷さん
北海道産の牡丹海老のフリット(揚げ物)の上に、宮城県産のムラサキウニを贅沢にのせた1品です。揚げ物の油を上手く流し、ウニの濃厚な味わいを感じている最中にイネディットをひと口含んでみてください。海老、ウニとどちらも強い味わいですが、口の中でそれぞれの旨味を探し出せるはずです。大谷さん
北海道・根室産のバフンウニを山口県産のケンサキイカで巻いてあります。イカには80回以上包丁を入れることで、食べやすく、旨味がにじみ出るようになっています。両者の溢れ出る旨味を楽しみ、その余韻を長く保つためにイネディットをひと口。長い満足感と幸福感に包まれるはずです。