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モンブランといえばケーキの定番のひとつで、栗の入ったクリームが乗った姿でお馴染みです。そんなモンブランと名前こそ似ているものの、まったく別のお菓子『焼きモンブラン』をご存知でしょうか。見た目も味もいわゆるモンブランとは全く違うの『焼きモンブラン』その実態とは……!?
『焼きモンブラン』は広島市のパティスリーアルファの商品で、ひとつひとつが包装された形で販売。6cm四方ほどの手のひらサイズです。10数年の歴史を持つ人気商品で、広島の特産品で特に優れた「ザ・広島ブランド」にも認定されています。
名称は焼き菓子(焼きモンブラン)となっています。
包装を解くと、底の部分が姿をあらわします。シワが入った生地は「ザ・栗」。固く、一般的なモンブランとは大きく異なります。
包装紙から取り出した『焼きモンブラン』。クリームの乗ったモンブランとはまったく違うビジュアルにビックリしますね……!
横から見てもしっかり厚みがありごろっとした形。色や形は揚げシュウマイのようでもあります。
スポンジケーキの表面を、層状の薄い皮が囲み、中には渋皮栗がそのまま入っているのが『焼きモンブラン』の特徴。一般的なモンブランとの共通点は、スポンジケーキが使用されている点くらいで、名前は“モンブラン”でもまったく別物と言っていいほどの違いがあります。
層状になった表面は固く、バリバリ・ザクザクとした歯触りで、春巻きの皮なんかにも似たところがあります。フィナンシェの作り方を参考にした独自のレシピと製法によるバターたっぷりケーキはしっとりとしてい優しい甘味。パリッと焼けた表面と柔らかい中のケーキが一度に楽しめる不思議な食感は他では味わえない独特の美味しさがあります。
中にはゴロっと渋皮つきの栗がそのまま入っています。栗の入ったクリームなどは使用されず、栗そのものを食べることで栗の風味を味わうという趣向。ここでもまた、固い表面や中のケーキとも違った食感が加わります。
栗のクリームがのった一般的なモンブランとは見た目も味わいもまったく違う『焼きモンブラン』。バリバリと小気味良い食感がクセになりますね。
こちらの商品は広島市のパティスリーアルファ店舗、広島バスセンター内売店で販売中です。広島を訪れた時にはぜひお試しください。お土産としても喜ばれそうですね。オンライン販売もあるので、お取り寄せグルメもできますよ。
<参考リンク>
・焼きモンブラン|パティスリーアルファ