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新生活が始まる4月、引っ越しや気分転換に部屋の模様替えをする人もいるかと思います。そこで見直したいのが……電源タップ!
どんな電源タップを使っていますか? おしゃれなやつ? たくさんスイッチのあるやつ? 電源タップはチョイス基準がわかりにくいので、見た目とお値段で判断するのが普通ですよね。
そこでmitokではガチ検証で選別した「安心して使える電源タップ」をまとめてみました。見た目より中身、です。
電源タップはシンプルな作りがイチバン! 太くて低抵抗の導線、なるべくハンダを使っていないモデルがおすすめ(見た目でそれはわかりません)。
そんなチョイス基準で探すと、パナソニック製『ザ・タップX』がイイですね。細部まで行き届いた仕事っぷりはさすが老舗電機メーカーです。見た目は垢抜けない古臭さを感じさせますが、中身は万全。黄銅よりも高価な素材である銅を使った配電、差込口の板バネにも銅が使われるなど手抜きなし。
ケース内側の補強梁で頑丈な作りだし、樹脂製の下敷きも備えている。これだけしっかりしていてお値段も割安。やっぱりパナソニックはすごいですね〜。
mitokではおなじみの激推し電源タップは、東京・秋葉原の電材ショップ、愛三電機によるオリジナルモデル『AISAN 接地抜止OAタップ横型』です。完全にプロの仕業というべき商品。電源タップはシンプルな構造であるべしという基本に忠実な作りになっています。
ハンダは使っていないし、太くて抵抗値の低い導線により高効率で電力を分配できる。一般家庭で使うにはゴツイ印象ですけど、こいつに家電を任せておく安心感はかなりなもの。
秋葉原の店舗で購入できるほか(アクセスマップ)、通信販売(メールかFAX)でも入手できますよ。
電源タップは安全上、シンプルな構造がいいとはいえ、どうしてもスイッチ付きが必要なこともありますよね。というか、いま売り場にはスイッチ付き電源タップがすごく多い。どれを選べばいいのでしょう?
ガチ検証した結果ではパナソニック製『ザ・タップZ』がおすすめです。すでに発売から5年が経過した製品でいまなお現役なのはその信頼性ゆえでしょう。
パナソニック製品に共通して見られるように、電力配線に好ましくないハンダは使われていないし、高い工作精度、強度十分のボディなど、電源タップとしての完成度は非常に高い。スイッチ部のON/OFF表示は機械式になっており、その構成部品の細かさたるや、もはやテーブルタップの域を超えています。
スイッチ付き電源タップとしてもうひとつオススメなのが、やはりパナソニック製『ザ・タップX 個別防水スイッチ付』。2008年発売の古参モデルです。文句の付けどころの無い完成度といえます。
スイッチ部にはゴムブーツ、コンセントのシャッター内部にもゴムパッキンが付いており、他のシャッター付き電源タップとはもはやレベルが違います。ホコリ汚れにかなり強いのでは?
ガワ(ケース)の装甲が厚く、絶縁性に優れ、頑丈かをチェック。電源タップは足もとに置くものなので、うっかり踏んでも簡単には壊れないくらいの強度がほしい。
スマホの充電程度なら多少いい加減な構造でも大丈夫かも知れないが、大電力機器を使用した時には発熱や電圧低下の原因になる。
ハンダは銅よりも電気抵抗が高く、240℃以上で溶け始めるため、電力配線にはなるべく使わないほうがよい。
壁コンセントとタップの口までの間のスナップ式コンセント、ON/OFFスイッチ、サーキットブレーカーなどはなるべく無いほうがよい。 接触部は導電部の何百倍もの電気抵抗があり、発熱や電圧低下の原因となる。電気抵抗は、ショート状態にしたプラグを一箇所挿し込み、タップのプラグ両端を4線式抵抗計で計測。
※本企画の検証結果はすべての商品で同様の結果を保証するものではありません。個体差等により結果が異なる可能性を踏まえたうえで、購入する際の一材料として参考にしていただければと思います。また分解等の検証は専門知識を持つ者が行なっております。真似しないようご注意ください。