- 週間ランキング
日本でも「デカフェ」がだいぶ身近になってきました。一般的にはカフェインレスコーヒーのことを指す名称ですね。スタバは「ディカフェ」の名称で早くから提供しており、最近はオリジナルブレンド豆でもデカフェ版を発売。これからますます“自宅でデカフェ”の選択肢が増えてきそうな気配です。
これまでmitok編集部では手軽に手に入るデカフェをレビューしてきましたが、ここらでいったんまとめてみましょう。デカフェを飲んでみたいと思っている方、ご参考にどうぞ!
「ダイソーカフェ」ブランドのドリップパック式デカフェ。使用している豆はコロンビア産。コロンビア豆のグレードはスクリーンサイズで決まりますが、最高級グレードの「スプレモ」を100%使用しているそう。試してみると、デカフェなだけにコクは少なく、ドッシリした飲みごたえはありません。でも、フレッシュな香りが強く、また苦味も心地よく立っています。コーヒーに香りを求めるなら、満足できるでしょう。やや酸味もありますが、香りが勝っています。酸味系コーヒーが苦手な人でも大丈夫ですね。本当にデカフェなの? と一瞬疑う味わいでびっくりしました。
スターバックス コーヒーの代表的なブレンド『ハウスブレンド』のデカフェ版は、その特徴である「ちょっとスパイシーな香り」をほぼ完璧に再現しています。デカフェのほうが香りが強いくらいです。やわらかいコクと、後口に残る甘い余韻は、通常の『ハウスブレンド』のほうが上。そのためか、デカフェのほうがごくわずかに酸味が感じやすいようです。濃いめに淹れると、両者の差がわからなくなるレベルです。
カルディコーヒーファームでもデカフェの豆が買えます。この『有機 デカフェ エチオピアモカ』の特徴は、フルーティな酸味がやや強めなこと。デカフェはのっぺりした平坦な味になりやすいので、酸味を残したのは正解だと思います。デカフェとしては香りがしっかり残っているほうなので、エチオピアモカっぽさは楽しめますね。全体的には、いかにもデカフェなあっさりとした味わいでした。
ミスタードーナツでもデカフェの提供を開始しています。でも、味はちょっと残念なレベル。ブレンドコーヒーと比べると苦味・コクは弱めで、かなり薄目に感じる人もいるかもしれません。ただし苦味が少ない分、「ちょっと甘みがあってさわやかなコーヒー豆の香り」が感じやすく、アメリカンが好きな人ならフィットすると思いますよ。酸味も少ないので、苦手な人はあまりいないはず。
* * *
以上、手軽に手に入るデカフェのおすすめ度まとめでした。デカフェはそこそこ時間をかけて抽出するのがオススメです。
最近、肉のハナマサでもオリジナルデカフェが登場したので、引き続きデカフェウォッチを続けていきたいと思います!