東京・秋葉原界隈で、真っ赤な電動アシスト自転車を見かけるようになりました。これは「自転車シェアリング」のスマホを使った無人方式のレンタル自転車です。都心では自転車シェアをラクでお得な移動手段として賢く使っている人たちも多いですね。



都内の自転車シェアリングは6区で乗り捨てOK


無人方式のレンタル自転車は、2014年10月のスタート時は東京都千代田区の『ちよくる』だけでしたが、現在は中央区・港区・新宿区・江東区・文京区の隣接する6区に広がっています。移動範囲は6区内に限らないので、『ポケモンGO』の聖地、上野公園(台東区)やJR錦糸町駅(墨田区)を回ることも可能です。



最大の特徴は、2016年10月1日に解禁になった各区内にあるポート(専用駐輪場)に乗り捨てができること。千代田区で借りた自転車を江東区で返却してもOKなので、片道利用ができるようになりました。2017年1月末時点ですと、6区内に200以上のポートがあります。最初の30分間が無料で使える月額会員なら、ポートからポートへ乗り継いで延長料金なしで乗り続けられる!?


▲車体の操作盤。スマホに送られてきたパスコードや交通系ICカードでレンタルする


これならたとえば、秋葉原から約9km離れている東京ビッグサイトへ、始発電車より早く着くために利用ということもできますね。電動自転車なので45分(1日会員の料金は250円)もあれば到着するでしょう。


<参考リンク>

ちよくる


※本記事は『月刊ラジオライフ2017年2月号』より提供のものを一部加筆修正したものです。


情報提供元: ミトク
記事名:「 乗り捨て自由な「自転車シェア」は電車よりお得? 都内6区にエリア拡大でさらに便利な移動手段に