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お手軽にそこそこのくつろぎタイムを演出してくれるインスタントコーヒー。これなしでは仕事がはかどらない! なんて人もいるのでは? そんなインスタントコーヒーをさらに美味しくいただく方法があるとなれば、試してみたいわけにはいきません。
今回は試すのは、好事家の間でウワサになっている「インスタントコーヒーを乾(から)炒りして、香ばしさを加える」というテクニック。インスタントコーヒーを自家焙煎しようという神をも恐れぬチャレンジ精神には感じ入るものがありますね。
ここでは『ネスカフェ ゴールドブレンド』をフライパンで炒めて、味の変化を比べてみることに。実際に炒るわけで、香ばしくなることは間違いなさそうです!
焙煎?を始めると、香ばしいにおいが立ち上ります。これは期待できそうです。弱火~中火でじっくり炒めていきましょう。
左がフライパンで焙煎したゴールドブレンド、右が通常のゴールドブレンドです。少しだけ色が濃くなっています。
通常のゴールドブレンドと自家焙煎ゴールドブレンドに、お湯を注いで飲み比べてみましょう。
4人で飲み比べてみたところ、以下のような感想がでてきました。
味&香りの差ははっきり出ました。ガチで炒っているので、当然と言えば当然ですね。ただ、必ずしも好評とは言えないようです。
「苦味&焙煎香は強くなるが、焦げくさくなる」ということでしょう。ちょっとオススメはしにくい結果になってしまいました。
なお、インスタントコーヒーはけっこう焦げ付きやすかったです。テフロン加工のフライパンでも、一部が焦げ付いていました。
ただしこれは、加熱した時に粉の中の水分で溶けただけのようで、お湯で流すときれいにはがれました。
マイルドなインスタントコーヒーなら、苦味が加わってバランスが良くなるかも? と思い「カフェカルディ インスタントコーヒー ザ・マイルド」でも試してみました。
残念ながら、結果は大失敗。焦げたような苦味ばかり目立ってしまい、あまり美味しいとは言えません。心なしか、飲んでいるうちにのどが痛くなってきたような気も。
粉が細かいサラサラタイプのインスタントコーヒー(スプレードライタイプ)は、ゴールドブレンドなどの粉が粗いもの(フリーズドライタイプ)よりもさらに焦げ付きやすいです。
そんなわけで、インスタントコーヒーをフライパンで炒る方法はあまり良い結果にはなりませんでした。味の差がはっきり出るように、しっかりめに炒ってしまったのが敗因かもしれません。
インスタントコーヒーそれぞれの味に合わせて、やり過ぎないように絶妙な焙煎ができれば、より美味しく飲める可能性もありそうです。我こそは! という方は、インスタントコーヒー焙煎師を目指してみてください。そこまでするならインスタントコーヒーじゃなくていいと思いますけどね。
インスタントコーヒーを美味しくするテクが他にも見つかれば、また試してみたいと思います!