マクドナルドのフライドポテトの本数をちまちま数えて、結果、わかりきった結論を確認して終わった企画をお届けしてから一年、定期チェックということで改めて「マックフライポテトはどのサイズを買うのがお得か」を調べてみることにしました。一年前の外国為替相場は1ドル=約123円、現在は約102円と円高傾向。ずいぶんと経済状況も変わっているような気がしますが、米国育ちのポテト、はたして?



検証方法



マクドナルド店舗でフライドポテトのサイズS・M・Lを各3個購入し、パッケージを除くポテトの重量をデジタル計量器で測定。加えてポテトの本数を数え、その平均値を各サイズの重量・本数としました。ちなみに本数についてはアバウトなものなので参考程度に。


※掲載した価格・計測数値は2016年6月30日時点のものです。計測は簡易的な方法によるもので精密なものではありません。また、すべての商品で同様の結果となることを保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。


で、以下が最終まとめとなります。



もっともお得なのは「Lサイズ」(微差だけど)




1グラムあたりの単価でコスパの良さを見ていくと、Lサイズが2.02円/1gでもっともお得という結果に。コスパがもっとも悪いのはMサイズで2.23円/1g。そんなに大差があるわけではないですが。


ポテトの量は10%ほどのバラつきがあるっぽい




ちなみに重量のバラつきをチェックすると、10%程度の誤差は仕方ないようですね。


公称量は?



一応、マクドナルドの公称重量(可食部)と実測重量の比較を。


セットのポテトを「Sサイズに変更するのは損」




マックフライポテトは単品よりはセットで注文するケースのほうが多いと思います。その場合、セット価格はプラス50円でLサイズへアップグレードSサイズにサイズダウンすれば50円お安くなるわけです。これ、お得度の観点から見ると、Sサイズに変更するのはナシ! ポテト量は50円分以上少なくなります。一方、Lサイズへのアップグレードは50円分以上の増量となるので正解。まぁ、単純に考えれば、ですけどね。


マクドナルドのフライドポテトまとめ 2016


Lサイズがもっともお得だけど、SでもMでも大した差はない

セット注文時はSサイズにすると損

セット注文時はLサイズにするとお得

ポテトの本数はサイズごとに25~30本ほど差がある


▲ポテトのにおいが部屋の充満


次ページ:2015年のデータもチェック



マクドナルド「フライドポテトお得度チェック」ヒストリー


一年前の数字と比較すると、総じてお得に。とくに変化なし、といえるでしょう。EUの状況などでさらに円高が進めば、この先どうなっていくのでしょうか。マクドナルドのフライドポテトは「アメリカのワシントン州とオレゴン州を中心とした米国北西部の肥沃な大地でゆっくりと手間をかけて育てて」いるそうです。


2016年




2015年




 


情報提供元: ミトク
記事名:「 マクドナルド「フライドポテト」のサイズ別お得度を一年ぶりに調べてみた ~ 2016夏