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世界中のゲーマーたちが愛用するPCゲームダウンロードポータル「Steam」。とにかく頻繁にセールが実施され、人気作も最新作も安くゲットできるオトクなサービスですが、配信タイトルが超膨大なせいで、どれで遊んでいいのかわからない! そこでSteamマニアな筆者が、いままでプレイした中からおすすめのタイトルをご紹介。本日はRTS『Interloper(インターロッパー)』です!
・Steamのはじめ方
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・ジャンル:アクション
・日本語対応:対応
・デベロッパー:Monogon Games
・パブリッシャー:Monogon Games
・価格:1,180円
・ダウンロードはこちら
シンプルで奥深いルールでRTSの面白さを味わえる。それが『インターロッパー(Interloper)』だ。「スマホとかによくある、雰囲気だけのゲームなんじゃないの?」と思われるかも知れないがさにあらず。リソースを集めて個性豊かなユニットを生産、敵の裏をかいて勝利するという、RTSの魅力が詰め込まれている。日本語によるチュートリアルも充実しているため、段階を踏んでルールを学ぶことが可能。同名のスマホアプリもあるが、全くの無関係だ。
生物の体内を思わせる、迷路状のフィールドが『インターロッパー』の戦場。母艦「センチネル」を操り、迷路の75%を自軍の色に塗れば勝利だ。もちろん、敵の「センチネル」も迷路をうろついて迷路を塗り替えてくる。「センチネル」は塗り替え能力を持つ唯一の存在で、無敵ではあるが敵に攻撃することはできない。迷路を敵ユニットに塞がれてしまってはお手上げだ。
そこで、攻撃能力を持つユニットを生産、敵を倒していくことになる。迷路に点在する生産施設を占領し、動力源と接続。長距離狙撃が可能な「スナイパー」、高い防御力を持つ「ディフェンダー」、連続攻撃とHP再生能力を持つ「デストロイヤー」といったユニットを作り、敵軍を打ち破っていくのだ。こう書くと他のRTSと同じに見えてしまうがさにあらず。このゲームの勝利条件は、敵を倒すことではなく迷路を塗り替えること。他のRTSのように大量のユニットでのゴリ押しは不可能だし、戦いが間延びすることもない。
そんな中で勝つためには、ユニットと「センチネル」を連携させ、敵の裏をかいていく必要がある。ユニットで敵の守りを崩してから「センチネル」で進撃するといった王道戦法はもちろん、「センチネル」には「迷路を塗り替えられないが、敵をすり抜けられる」というモードを使えばさらに戦いは奥深くなる。敵軍の背後に忍び込んで動力源と生産施設の接続を切ったり、手薄なところから一気に塗り替えたりといったトリッキーな奇襲戦法も可能だ。もちろん敵もこうした戦術を駆使してくるため、相手の手を読みつつ、これを阻止する攻防がたまらなく熱い(塗り替え合戦による陣取りというルール、そして「空白地を塗るよりも、敵陣を塗り替えた方が効果的」な辺りは『スプラトゥーン』に通じるものがあって興味深い)。
奇襲の掛け合いでヘトヘトになった所でやっと得られる勝利は格別の味。1試合が5分ほどで終わるのも中毒性が高い。新世代のRTSなのだ。
<参考リンク>
・Steam
・Steam|Interloper
※本コーナーでは著者おすすめのゲームを紹介していますが、「このゲームを試してみてほしい!」という毒味のご要望がございましたら、mitokのTwitterアカウントまでメンションしてください!(人身御供になってみるかもしれません)