アーティスト・江上越がプロデュースするアートイベント『Otemachi One 平行線が語る顔のゆくえ』が、東京・大手町のOtemachi Oneで開催されている。9月28日にスタートし、12月25日まで。江上にとって国内初となるパブリックアート展示で、芝生やロビー、ウィンドウなど施設の屋内外に作品が展開されている。




 展示の中心となるのは、Otemachi One GARDENの芝生に設置された「交差する光 ― 顔、顔、顔…」。ポートレートが描かれた複数のドーム型テントが点在し、夜になると内側から光がともる。これまで平面で描いてきた肖像を立体へと発展させた作品となっている。




 ロビーでは、江上が初めて手がけた屏風作品「虹色の舞」を展示。抽象画や山水画、人物像など、見る人によって異なる捉え方ができる構成で、「認識」をテーマの一つとしている。




 さらに、ウィンドウには初のラッピング作品「にじいろ」を展開。交わらない平行線を題材に、江上が作品制作で向き合ってきた「コミュニケーション」や認識のずれを表現する。オフィスロビーには「イマジン」と題した肖像画が置かれ、ジョン・レノンの歌や人生、哲学を想起させる作品となっている。




 江上は、海外生活の経験から言語や文化の違いによって生まれる認識のずれに着目し、「コミュニケーション」をテーマに制作を続けてきた。2021年にはForbes Asia「30 UNDER 30」に選出。2024年には「ミス ディオール展覧会」に作品を出展し、同作がDIORに収蔵された。2025年にはドイツのアートフェア「Art Karlsruhe」で「アート・カールスルーエ賞 2025」を受賞している。




 10月19日には江上本人が登壇するトークセッションも開催。アートならではの思考法や「答えのない問い」との向き合い方をテーマに、海外での活動経験や作品制作の背景などを語る。午後6時30分から7時30分までで、参加無料、定員100人。申込方法はOtemachi Oneのウェブサイトで案内されている。



情報提供元: TREND NEWS CASTER
記事名:「 大手町に“光る顔”のドーム 江上越が国内初のパブリックアート、初の屏風作品も 」