ロボット学者・石黒浩氏による特別講義が、NHKの講座番組「NHKアカデミア」の第43回公開収録としてオンラインで開催される。参加者の募集も開始された。

人間とアンドロイドの未来を問う

石黒氏は、大阪大学教授としてアンドロイド(人間型ロボット)研究の第一人者であり、自身の分身となるロボットを開発するなど、数々の革新的な研究を発表してきた。2025年の大阪・関西万博では、メイン展示となる「シグネチャーパビリオン」のプロデューサーを務める。

今回の講義では、「人間とは何か」をテーマに、AI技術が進化する中で、人間とアンドロイドの関係について考察する。人間とロボットを分けるものは何なのか、「生身の体」にはどのような意味があるのかといった哲学的な問いを深掘りする内容となる。講義の中では、参加者が石黒氏に直接質問できるコーナーも設けられる。

開催概要と応募方法

公開収録は2025年3月15日(土)にオンラインで開催され、午後2時30分より受付(接続開始)、午後3時に開演し、午後5時に終了予定である。

観覧は無料だが、事前申し込みが必要となる。応募はNHKの公式サイト(http://nhk.jp/event)から可能で、締め切りは2月26日(水)午後11時59分まで。応募多数の場合は抽選となり、当選者には3月5日(水)にメールが届く。

石黒氏の講義は、ロボットと人間の未来を考える貴重な機会。AIやアンドロイドに興味がある人は、この機会にぜひ参加してみてはいかがだろうか。

情報提供元: TREND NEWS CASTER
記事名:「 石黒浩が語る「人間とは何か」 AI時代における人間の本質とは? NHKアカデミア公開収録参加者募集