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MCを務めたテリー伊藤と白濱亜嵐が登場すると、会場は一層の盛り上がりを見せた。同イベントのコンセプトについて、白濱は「誰でも主役になれるのはすごいですよね」と語った。
一方、テリー伊藤は「東京ほどハイセンスやストリートファッションなどを取り入れているおしゃれな国はないです。そんなみなさんのファッションを一同に集めたファッションショーをやりたかったので、夢が実現しました」と自信をのぞかせた。
最初のプログラムは日本の美意識を世界に広めてきた作品を紹介する「LEGEND FASHION」。山本寛斎氏や桂由美氏、石津謙介氏など日本を代表するファッションデザイナーたちの特別協力のもと、60年代から80年代の作品を再現した衣装を着た、総勢26名のプロモデルがランウェイを歩いた。
他にも小学生5年生から6年生のモデル20名による「ストリート」と「ニュートラディショナル」をテーマにした「KIDS FASHION」や、「2030年の学生服の進化」をテーマにした「SCHOOL LIFE 2030」を続けて実施。それを見て白濱は「学生服ってこんなにかっこよくアップデートできるんですね!」とコメントした。
そして現代の東京を象徴するカジュアルスタイルを紹介する「LOOKS TOKYO」では、都民モデルを始め、パラリンピック日本代表を努めたこと経験のある瀬立モニカや、高田裕士、高田千明など計21名が出演。都民モデルによる私服でのファッションショー「ウキウキランウェイ」には、お笑いグループ「ダチョウ倶楽部」の寺門ジモンが登場し、背中に「ハラミ」と書かれたジャケットを見せつけて会場を盛り上げた。
東京の多様性と現代の新しい価値観をテーマにした「HUMAN BEAUTY」では、男性服と女性服の垣根を取り払った自身を表現するスタイルを紹介。華やかな衣装でランウェイを歩いたタレントの神田うのは、「それぞれのファッションを楽しんでいて、皆さん素敵だなと思いました。男女の垣根を越えて今の時代にピッタリですね」と振り返った。
華やかな東京の夜のお出かけコーディネートをテーマにした「PARTY TOKYO」では、洗練されたフォーマルスタイルを紹介。これに、普段からナイトクラブに行くことがあるという白濱は「もっと自分自身のスタイルをドレスアップして行きたい」と笑顔を見せた。
アーティストによるライブステージでは仮面を被った武闘派アイドル「仮面女子」が、シングル曲「DEAR☆PAIN」を歌唱。さらにオルタナティブヒップホップユニット「KOMOREBI」は、「BUCHI AGAIN」と、TikTokでの総再生回数20億回を突破した「Giri Giri」の2曲を披露。
グランドフィナーレでは、ファッションデザイナーのコシノジュンコがサプライズで登壇。コシノ氏は、「東京のファッションは常に動いていてそれが時代の象徴。それをまとめてくださる人ってなかなかいないんですよ」とテリーに感謝の言葉を送った。それを受けたテリーは「東京ファッションの奥深さを感じました。それに都民の皆さんが本当によくやってくれた。みさなんありがとうございました!」と挨拶をして、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。