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業界別に売り上げが伸びた商品・サービスが「ある」企業割合をみると、『小売』が30.5%でトップとなり、全体(11.4%)を19.1ポイント上回った。
次いで『卸売』(20.1%、全体比+8.7ポイント)が続いた。
売り上げが伸びた具体的な商品・サービスは、「エアコン」販売や「空調設備工事」などを含む『エアコン・空調関連』が最も多くあがっていた。
「清涼飲料水」や「アイスクリームの包装資材」などの『食品関連』も、その原料や包装資材から最終製品、さらにスーパーなどで使用される「氷購入専用コイン」まで幅広い商品で売り上げを伸ばした。
また、「空調服」や「タオル」「夏物衣料」などの『衣類関連』のほか、「冷却グッズ」などの『熱中症対策関連』商品の好調や、「熱中症診察」収入が増えたケースもみられた。
加えて、エアコンなどの使用時間・頻度の増加による電気代の上昇や電力需給のひっ迫を受け、「太陽光発電」や「蓄電池」など『省エネ・再エネ関連』が好調である様子もうかがえた。
ほかにも猛暑で車移動が増え、カーエアコン使用時間・頻度の増加による「カーエアコン修理」収入や、燃費の悪化による「ガソリン」売り上げの増加もあげられる。