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参加方法は簡単だ。駅構内のポスターに記載された二次元コードを読み取り、熱中症対策の動画を視聴してアンケートに答えると、自販機で使える引換コードがもらえる。このコードを使って、明大前駅に設置された大塚製薬の自販機でポカリスエット(250mlペットボトル)と交換できるしくみ。
『ジハトク』の導入により、自販機の役割が大きく変わろうとしている。単なる商品販売機から、マーケティングツールへの進化だ。
この仕組みを使えば、商品のサンプリングや顧客アンケートの収集が、人手をかけずに24時間可能になる。また、利用者は自分の都合の良いタイミングでキャンペーンに参加できるため、より多くの人々にアプローチできる可能性がある。
エム・ピー・ソリューションの佐藤栄治社長は、「『ジハトク』は既存の自販機・決済端末の概念にとらわれない、新しい価値を提供できるマーケティングツールだ」とコメント。今後も同社は、キャッシュレス決済とその周辺ビジネスを拡大し、持続可能な社会の実現に貢献していく方針だという。
この新しい取り組みが、駅構内での効果的な情報発信や商品プロモーションの形を変えていくかもしれない。熱中症対策という重要なテーマと最新技術の融合が、どのような成果を生み出すのか、今後の展開に注目が集まる。