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その後、缶ビール500mlを20分かけて飲み干した。
職員は、マイカーを運転し、そのまま学校へ出勤。
すると、県警のパトカーが午後0時20分ごろ、学校にやって来た。
職員が、飲酒運転していたことを、誰かに通報されていたのだ。
警察官が職員に対して、呼気検査を実施したが、飲酒から6時間経過していたこともあり、基準値を超えるアルコールは検出されなかった。
県教委の聞き取りに、職員は「今年4月上旬から1か月間、休みの日を除いて、毎日缶ビール500mlを飲んでから運転し、出勤していた」などと話した。
飲酒した理由については「仕事上のストレスを解消し、自分を奮い立たせるためだった」と語った。
取材班が「これ以前にも、同様のことをやっていたのではないか」と問うと、「本人がこの期間だけだったと話しているし、調べようがない」と教委の担当者。
さらに「これ以上は、職員の勤務校が特定される恐れがあるため、話せない」と語った。
職員は25日から、停職6か月に入ったが、今のところ退職の意向は示していない。