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黄色ブドウ球菌の保菌率は、約40%とされており、過去には大規模な食中毒事故の原因になったこともある。
また、黄色ブドウ球菌が食品上で増殖すると、その際に産出される毒素(エステロキシン)が食中毒の原因となる。
この毒素は100℃でも分解されず、比較的高い食塩濃度でも増殖する。
そのため、食品は10℃以下で保存し、菌が増えるのを予防することが大事。
さらに、運動会や大会など、気温が高い場所でおにぎりを食べることも多くなるこの季節は、より注意が必要だ。
食品安全課の担当者は「十分な手洗いと共に、保冷剤や保冷バックを有効活用してほしい」とアドバイス。