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初日の30日にはオープニングイベントが行われ、アーモンドミルク研究会 メンバーの柴田真希 先生(管理栄養士)、鹿児島県湧水町産業振興課 アーモンド室担当者、キッチンカー店舗担当者が登壇した。
「アーモンドミルクFES2024」の会場内で楽しめるコンテンツは、「体験する」「知る」「味わう」の3つに分けられる。「体験する」では、アーモンドの栄養講座&アーモンドミルク絞り、アーモンドの箸掴みといったワークショップが行われる。「知る」では、アーモンドミルククイズラリーやアーモンドミルクの歴史を知ることができる展示パネルを設置。「味わう」では、アーモンドミルクを使ったドリンクやカレー、ラーメンなどのグルメが味わえる合計13台のキッチンカーが出店している。
柴田先生はアーモンドミルクの魅力について、アーモンドの栄養、アーモンドミルクの秘密、アーモンドミルクのアレンジ術といった3つのテーマで解説。
健康や美容に良いというイメージを多く持たれているアーモンドだが、柴田先生は「アーモンドの栄養と言えば何を思い浮かべますか?」と投げかけ、「特徴的なのはビタミンEです。アーモンドにはなんとゴマの300倍も多く含まれているんです」と説明。ほかにも、アーモンドはナッツの中でもビタミンEの含有量が多いことや、食物繊維がレタスの9倍も含まれていることなどにも触れた。
アーモンドミルクの秘密というテーマでは、「ミルク」と名前についているが、アーモンドミルクはアーモンドと水からできていて乳製品ではないことや、牛乳と比較して低カロリー、低糖質、コレステロールゼロなこと、細かく粉砕して摂取することで栄養吸収しやすいといった点をアピールした。
アーモンドミルクはそのまま飲むこともできるが、さまざまな飲み方のアレンジや料理のレシピに使う方法が考案されている。柴田先生は「コーヒーとかカフェラテとかにアーモンドミルクを使ってカスタムしてみるというのは始めやすいアレンジ方法かと思います。実はアイスアーモンドミルクラテを家で用意する方法があるんです。冷凍庫にアーモンドミルク氷を作っておいて、ラテに入れることで最後までラテを美味しく飲めます」と、アーモンドミルクの飲み方を紹介。
また、料理のレシピとしては、「和洋中からエスニックまで、どんな料理にもアーモンドミルクの風味が合うんです。例えば夏のそうめん。そうめんのつゆを水ではなくアーモンドミルクで割るだけで、簡単に風味ゆたかなつけだれができます」と説明し、ほかにも鍋やカレーなどのレシピにも言及していた。
柴田先生はアーモンドの栄養講座とアーモンドミルク絞りのワークショップを担当していて、実際にアーモンドからアーモンドミルクを作る工程を目の前で見せながら解説してくれる。家庭でアーモンドの実から美味しいアーモンドミルクを作るまでの作業やコツを教えてくれるので、自宅などでアーモンドミルクを作りたい方におすすめのワークショップとなっている。
アーモンドミルクFES2024
開催日時:5/30(木)~6/2(日)11:00~20:00 ※6/2(日)のみ19:00終了
ワークショップ開催日時:6/1(土)13:45~、14:45~、15:45~