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龍太郎が数々のスキャンダルをもみ消し、国を良くするために身を捧げている内閣総理大臣・渡辺しおり(原田美枝子)と3人の次期総理候補が、龍太郎のフィクサーとしての権力を崩していく。
過去、龍太郎と敵対関係で、息子が謎の死を遂げることになった自由新進党幹事長・竹内創(中村雅俊)は、次期総理候補の筆頭だ。
財務大臣・西條宗助(大友康平)も次期総理の座を狙う一人で、オモチャを欲しがるように権力も欲しがる人物。
最後のもう1人は、厚生労働大臣政務官・丸山ひろし(益岡徹)。
政界の名家の長男だが失言も多く、弟の建設会社社長・丸山政志(中野英雄)が原因でスキャンダルに巻き込まれていく。
次に、龍太郎とその妻・杏子(萬田久子)が中心となる華麗なる一族・大神家。
次男・龍(新田真剣佑)は、「道筋を正すため」と暗躍を繰り返す父親と対極な生き方で「正義」を掲げ、龍太郎の生き方に逆らう。
偶然出会ったジャーナリスト、サラ・ローレンス(ハイディ・バーガー)と意気投合し、親密な関係になっていく。
長男・一郎(安藤政信)は、父親のパワーと存在感に憧れを抱くがトラブルばかり起こしてしまう人物。
大物政治家・イサム(長塚京三)の娘・沙帆(柳英里紗)と結婚しているが、クラブのホステス・川端ナミ(あこ)と不倫関係だ。
長女・弓子(長谷川京子)は、貿易会社の為替トレーダーの夫・影山昌弘(結城貴史)と2人の子供に恵まれ、一見幸せそうに見えるも様々な悩みを抱える。
そんな一郎と弓子に怪しげに近づく、高利貸しのリーダー・タカ(池田良)の存在は物語の注目ポイントだ。
次女・理沙子(中田青渚)は大神家の末っ子で、歌手を目指している。
さらに、龍太郎の部下・真島憲一(二階堂智)は、龍太郎の右腕となって大神家を公私にわたって支え、龍太郎が通うクラブのママ・長谷川スミコ(木村多江)は、孤独な隆太郎の心の支えのような存在となっている。
ベテランから若手まで幅広く活躍する超豪華キャストらの名演はもちろん、スリリングな描写と次の展開が読めない『フクロウと呼ばれた男』。
バラバラに見えていた関係や、出来事がパズルのピースのように組み合わさったとき、龍太郎と龍、そして二人を取り巻く登場人物たちの運命が動き出す…。
リピートの方は、この相関図と共にもう一度確かめながら見返したくなるはず。
初見の方は、すぐに物語にハマること間違いなし!
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