- 週間ランキング
実に48年ぶりに自らの手で五輪の出場権を掴んだバスケットボール日本代表。
今年で31歳を迎え“ベテラン”と呼ばれる年齢となった富樫選手は、「日本のバスケットボール界において五輪に出続けることはかなり意味のあることだと思っていました」。
「自信はそれなりにあったけれど、出場が決まった瞬間はホッとしたのを覚えています」と振り返る。
また、「正直、日本はあと3つくらいレベルをあげていかないと、対等に戦えないのではと思っています」。
「(これまでのチーム実績で培った)自信を胸に、まずはトップ10に入っているチームを倒して、世界を変えていきたいです」と、パリ五輪を自らの代表キャリアの集大成として見定めた上で、その決意を語った。
試合で身構えたりすることはないですかという質問には、「ないです」ときっぱり。
さらに、「いちばん大事なのはメンタルを保つことだと思うんです。もちろん最低限の技術は必要ですが、メンタルは本当にプレイに大きな影響を与えるので、自信を失わないように心がけています」。
「(バスケはチームスポーツということもあり)ストレスもプレッシャーも責任も極力感じすぎないように意識していますね」と、クールなプレイスタイルとブレない心の秘訣を明かした。