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また、読者、書店員からの熱い声の後押しを受け、発売2週間で10万部を突破。
さらに、12月14日には第170回直木賞の最終候補へのノミネートが発表され、TV、新聞などのメディアでも大きく報道された。
一枚の絵の謎から、戦争の歴史や産業の変遷、そしてひとつの家族の物語を追い求めるスケールの大きなミステリである本作。
「日本最後の空襲」といわれる「土崎空襲」も大きなテーマのひとつであるため、舞台となる秋田県の書店からも本作へのエールがたくさん届いている。
進化し続ける加藤シゲアキの新たな代表作『なれのはて』の行き着く先を、しっかりと見届けよう。
第170回直木賞の選考会は、2024年1月17日(水)16時より、築地・新喜楽で行われる。